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デジタルについてトッププロファーム勤務の藤谷が書き綴ります。

戦略ファーム時代に読んだ700冊のまとめ *随時更新

戦略ファーム時代に読んだ700冊程度の本をまとめています*随時更新

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戦略ファーム時代に読んだ700冊程度の本をまとめています

 

I. 戦略

  • 企業参謀
    https://amzn.to/2WnExFT
    当初、いまいち戦略というものが掴めきれず迷子になっていた時に「大前研一はこれだけ読め」と教わった本。大量に出ている他の大前本を読まなくて済むのが見過ごせない大きな価値
  • 戦略サファリ 第2版
    https://amzn.to/3csZg0t
    経営戦略の本を読み漁るも、実プロジェクトの方が全くもって学びになるという普通の感想をもち、俯瞰での戦略論を求めるようになる。いやあ懐かしい
  • 企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続 Jay Barney
    https://amzn.to/3dJjVxB
    任天堂の戦略の妙に気が付きはじめ、ベースか似通ったものはないだろうかと思うようになった時にJay Barneyにはまりはじめる
  • 経営戦略全史
    https://amzn.to/3effjze
    戦略論を俯瞰で見る本の最初の決定版。当時みんな買っていて、HBR読者が選ぶベスト経営書1位にもなっていた。後の『世界標準の経営理論』の元ネタなんじゃないかといつも思う
  • Strategic Management - Stanford Business 
    https://amzn.to/36y1hpO
    有名所は読み尽くしてしまいニッチなところにいくようになる。CSもそうだけれど、Stanford BusinessのテキストはStanfordの方がいいそうだなーと感じることが多く、明確なキャラがある。スタンフォード・ビジネス・スクールの教授陣が構想に10年の歳月を注いだという売り文句
  • 良い戦略、悪い戦略
    https://amzn.to/2Xxo5mX
    ファームでスタッフがもってくるもので、筋がいいものと悪いものが本当にクッキリ分かれ過ぎていて、後者の改善についていい感じに説明してくれてる本がないかと思っていた時に出会った本
  • 事実に基づいた経営―なぜ「当たり前」ができないのか?
    https://amzn.to/3hqUcws
    ファームに入った当初に「お客さんに当たり前のことをさせることだけで僕はパートナーになったんだよ」と言われ、諸々探してズバリだった本。Jeffrey Pfefferは日本だと誤解されている
  • ザ・ファーストマイル イノベーションの不確実性をコントロールする
    https://amzn.to/3fpxZgf
    新製品・サービス投入をクライアントに納得していただくというのは常に最高難易度の業務だった。いまでも変わらない
  • ホワイトスペース戦略 ビジネスモデルの<空白>をねらえ
    https://amzn.to/3fj8cXe
    Blue oceacn戦略ばかり有名になりすぎなんじゃないかとよく思う。その結果としての盲点は色々生まれる。HBRのMck賞を受賞している名著
  • 企業戦略論【中】事業戦略編 競争優位の構築と持続 Jay Barney
    https://amzn.to/3ctThsf
    Jay Barneyが初学者とゴリゴリの玄人双方に貢献性が高い本の書き方をするという一番イケてるタイプだと気が付き、ますます好きになっていく
  • 企業価値4倍のマネジメント - 火浦俊彦, ベイン・アンド・カンパニー (編集)
     https://amzn.to/2O3ffaM
    実務のことを丁寧に書いていて好感が持てる。書名がイケてないのが悔やまれる。”戦略業務の実務”みたいな実直な題名の方が内容に即している
  • A.T.カーニー「最強の経営シリーズ」
    https://amzn.to/3jGAoGp
    A.T.カーニーの割に知名度がとても低いけれど、主要な戦略テーマについてやり過ぎない粒度で実務レベルでまとめていて非常におすすめ。読み込んでいかないと価値は出にくいけれど
  • Zero to One
    https://amzn.to/3iAWsSk
    人生でもう十分に競争に勝ちに勝って来た人達がいつまでも競争なんかしているから皆不幸なんじゃないの?とファームを見つめていた時に出会い、その後人生の書になった。「競争」との付き合い方は人生の質と直結する
  • プロフェッショナル経営参謀 BCG日本代表 杉田 浩章 (著)
    https://amzn.to/3hhbf3b
    とても良かった。第2章の「センスのない参謀のケース」がいい。失敗事例ってホント価値が高いからなあ。ここを精緻に避けるだけで、凄く価値が出る
  • 世界標準の経営理論
    https://amzn.to/3iIwMm 
    やっぱり頭の回転は最高速のtech companyの新卒の子が、ファームに転職することなく、Strategyを学ぶ為には最初にこれで全体像を掴んでしまうのがベストな気がする。その後は、ファイナンスをちゃんと学習しつつ、個別論点にいく感じだろうか。試行錯誤中
  • 人と企業はどこで間違えるのか?
    https://amzn.to/2DE1Nsi 
    あまり日本では知名度がない様に思うけど、Warren BuffettがBill Gatesに推薦書を聞かれた際にこの本が上がったということで有名な本。『失敗の本質』が好きで読み込まれた方は絶対好きだと思う
  • 技術とイノベーションの戦略的マネジメント 上 
    https://amzn.to/2WbAQ5m
    実務者でも戦略業務に関わるものは、継続的に最良質の論文を読むというのは極めて重要。が、激務の中でちゃんとやるのも極めて難しい。最近はじっくり読み込める
  • 図解リーン・スタートアップ成長戦略
    https://amzn.to/32bHzyy
    Lean startupの方がとても認知度が高いけれど、こちらはあまり知られていない。ぼくは明確にこちらの方が好き。恥ずかしながらfacebook出生の10倍戦略という言葉はこの本ではじめて知った。面接用語だと思っていた
  • プライベートエクイティ 6つの教訓 経営のための知恵袋
    https://amzn.to/3ge4Sg8
    これまた安定の翻訳の書名が、、だけれど、著者のOrit GadieshはBainの会長である。やっぱり少なくとも日本ではPE事業はBainがトップということな気がするけど、どうなんだろうな
  • ランチェスター戦略 「弱者逆転」の法則 小さくても儲かる会社になる「勝ち方」

    https://amzn.to/3vLaSFs

    old digitalが相当な段階まで持っていった「個人で生きる」という在り方をcryptoがさらに加速するんじゃないかと思っている。基本軸として参考になる

  • 3000年の叡智を学べる 戦略図鑑
    https://amzn.to/33uCIcB
    図鑑系のアプローチはちゃんとやり切ったら読者貢献性は高いといつも思う。本書はやり切った側。面白かったのでnoteを書きました

    誰もが戦略業務をやらばければならない時代に -3000年の叡智を学べる 戦略図鑑 (1/2)|touya_fujitani|note

  • 風姿花伝
    https://amzn.to/3fXOAM1
    そんな浅薄なものと一緒にするなと怒られそうだけれど、これを読み返す度にキャリア論と戦略の話に読めてしまう
  • New Rules for the New Economy: 10 Radical Strategies for a Connected World
    https://amzn.to/3nff2C5
    Kevin Kellyの著作の中では読みやすい方。いまの様なDigitalが大規模で複雑ではない、昔の比較的シンプルだった時代のこの手の良書を読むと示唆が多い

 

II. 思考法 

  • 論点思考
    https://amzn.to/3dZdRRs
    先輩からコンサルタントには御立タイプと内田タイプがいて、お前は完全に後者だと言われる。以降、内田さんの本は必ず読むようになる
  • センスは知識からはじまる
    https://amzn.to/2LJwIEd
    仮説設定や軸の切り方みたいなセンスの権化みたいに語られがちなこともこれ実は知識量 (と経験量)で決まるんじゃ、、、と思っていた時に巨匠が同意見でとても勇気づけられた
  • 岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた
    https://amzn.to/2X43iqZ
    戦略コンサルタントの問題解決なんて本当に価値を生んでいるだろうか、じゃあ誰だったら?と思った時にいつも頭に浮かんでいたのが任天堂の岩田社長
  • Deep Work: Rules for Focused Success in a Distracted World
    https://amzn.to/3d58pwm
    Digital detoxと言ってしまえばそれまでだけど、本書でそもそものinternet自体の付き合い方を見直すのは超オススメ。あとshut down ritualを設定するのもマスト
  • 思考・論理・分析 「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践
    https://amzn.to/2Yk6AFV
    波頭さんの本の最初の1冊はこれだと思う。しかしこう書き出すとコンサル関連本ってまともなのは皆知名度が低いな。
  • クリティカルシンキング 入門篇: あなたの思考をガイドする40の原則
    https://amzn.to/3dZtE3o
    照屋華子さんの本やBarbara Mintoの本は本当に皆読んでいるけれど、完全に同列かそれ以上に重要なクリティカル・シンキングの本は読んでいないかことがとても多い
  • 荒木飛呂彦の漫画術
    https://amzn.to/2UHQrJ9
    どうみても天才に生まれついた様にしか見えない方も、極めて標準的な方法論と自分自身の方法論の構築を地道にやっていることに驚かされた本。才能についてあまり気にならなくなった
  • 謙虚なコンサルティング - クライアントにとって「本当の支援」とは何か
    Edgar Henry Schein
    https://amzn.to/3hREBX4
    Edgar Scheinは日本では知名度があまりないように思うけど、組織文化変容の世界的第一人者。ちょっと意訳されている副題が本当に良い
  • 論理トレーニング101題- 野矢茂樹 
    https://amzn.to/2CMDDtL
    野矢先生の最初の一冊はまずこれだと思う。MECEがどうとかよりも、こういう基本要素に習熟している方が上質なロジックが展開出来ると思う
  • 問題解決の実学
    https://amzn.to/3gG9En9
    斎藤顕一さんは大前研一さんと比較して不自然に知名度が低い。が、相棒みたいなポジションの方である(たぶん)。富士山と北岳に似ている
  • マッキンゼーで叩き込まれた 超速フレームワーク―――仕事のスピードと質を上げる最強ツール
    https://amzn.to/32VpaIf
    内容はとても実直だし、使い倒して身に付けていくことが出来れば大きな価値が出るタイプの知識がセンスよく記載されている。書名が最高にイケてないのが悔やまれる
  • 天才の閃きを科学的に起こす 超、思考法――コロンビア大学ビジネススクール最重要講義
    https://amzn.to/2D5sKVF
    めちゃくちゃ考えた後に完全に忘れていいアイデアを出す、という思考法を多用される方におすすめ。この邦題がダサい問題は解決しない
  • いかにして問題を解くか

    https://amzn.to/3cL3gMn

    この本もコンサルだけではなくて、そもそも代理店のストプラですら皆んな買っていたけど。今の若手は知らないと答えることが多くなった問題解決の超古典定番本
  • 答え方が人生を変える

    https://amzn.to/3cL3gMn

    Vance William Aさんの本は英語領域に限らず本当に良くて、大ファンなのだけれど如何せん売れないので新刊がなかなか出ない。題名もいつもの邦題が残念。会話の情報構造を考える上での基本の型になっている

III.ファイナンス

  • 財務会計講義
    https://amzn.to/2MUP2ea
    MA関連のアサインを希望することを決めて、さらに本格的に学習しようと重版を重ねている名著を学習するようになる
  • 管理会計〔第七版〕
    https://amzn.to/2AjCgCK
    BDDやちょっとした企業分析のスキルを底上げする為の取り組みを始めるようになる。超ロングセラー本と定番本ばかり研究。この頃から誰も読まないと揶揄されがちなFDDレポートの価値にも気が付きはじめる
  • M&Aのグローバル実務〈第2版〉
    https://amzn.to/2Azap1F
    M&Aの本もメジャーどころは制覇しようということになり、超ロングセラー本はすべておさえるようになる。構造がスッキリしていて非常に読みやすく、初期の頃に出会えてラッキーだった
  • 企業価値評価 第6版
    https://amzn.to/2WUiFCb
    言わずとしれた超定番ロングセラー。最初は手堅いなとしか思わなかったが、MAを数件こなした後になると、どんどん本書の強いメッセージが掴めるようになる。本書は最初の1冊にしないのが最大のポイント
  • 企業に何十億ドルものバリュエーションが付く理由 ──企業価値評価における定性分析と定量分析
    https://amzn.to/2TNs8JF
    Startupの価値評価について良質かつ体系的な説明を探していた時に出会った本。これまた日本では有名ではないが、とても良本
  • クルーグマン マクロ経済学
    https://amzn.to/2THZkSI
    (ぼくにとっては)退屈で仕方ないマクロ経済の勉強をどうしたものかと本当に困っていた時に出会った本。ノーベル賞学者が提供するアカデミックエンターテイメント(しかも入門)という売り文句が、自分の為に書かれたとしか思えなかった
  • スタンダードテキスト管理会計
    https://amzn.to/2yK7LWn
    一通りの有名所・定番本を読み尽くした後に、スタンダードテキストの価値はレイアウト含めた読みやすさとと情報がスッキリ記載されていることだと気がつく。この点が会計本だと、とても得難い
  • ANALYSIS FOR FINANCIAL MANAGEMENT
    https://amzn.to/2XoxahU
    HBS、MIT、他のTop MBAで使用される正統派かつ定番ファイナンスの教科書。はずせないポイントは、旧版だとAmazon中古でめちゃくちゃ安く買えること
  • 企業価値を創造する会計指標入門
    https://amzn.to/2Uy5TYb
    CFA・ファイナンスの方達と会計指標を肌感覚をもってゴリゴリ検討しなければならないときに、とても役にたった。戦略と会計指標の繋がりが綺麗でとにかく読みやすい
  • クルーグマン ミクロ経済学
    https://amzn.to/3foEhgr
    退屈で仕方ないミクロ経済の勉強に本当に困っていた時に出会った本。ノーベル賞学者が提供するアカデミックエンターテイメント(しかも入門)という売り文句が、自分の為に書かれたとしか思えなかった
  • スタンダードテキスト財務会計論I基本論点編
    https://amzn.to/2WnExFT
    ファイナンスがわからないとやばいということに気がついて最初に買った1冊。懐かしい。代理店時代に簿記1級は取っていたので比較的スムーズに理解
  • 金融経済学
    https://amzn.to/2wVxeLo
    バックグラウンドが良くて、教育者としてもイケてる方が、金融資本市場をエコシステムとしてガッツリ真っ当に書いた本。東大出版の必読書の一つ
  • スタンダードテキスト財務会計論II応用論点編
    https://amzn.to/3fFD04F
    スタンダードテキストは、CPA試験対策として使われることが多いけれど、マニアック過ぎないレベルで絶妙に実務執行者に役に立つという貢献性が非常に高い
  • 新・ほんとうにわかる経営分析
    https://amzn.to/3hOyaUL
    そもそも名著を執筆されている方だけど、高田 直芳さんの会計の本は万人にとって貢献性が高くて非常に好感が持てる
  • これならわかるキャッシュ・フロー計算書
    https://amzn.to/37JZ1fX
    皆大好き・大嫌いなCF。やはり戦略コンサルでも最低でも一度は精算表を 用いて、間接法のCF計算を作成す るべき
  • これならわかる連結会計
    https://amzn.to/3dnFxin
    トップMBAファイナンスを勉強しましたみたいな方よりも、JCPAで監査・FAS経験豊富という方の方が、この本に書いているようなことが完璧なのでMAの時は圧倒的に頼もしかった
  • 【増補改訂】 財務3表一体理解法 (朝日新書)
    https://amzn.to/3dnFxin
    会計の学習の方法をアップグレードしてみせた貴重な名著だと思う。CFの考え方を持ち込んだとも見て取れるけど、ビジネスのバリューチェーンと会計との連携を強調した方がビジネスマン一般には分かりやすい
  • 投資で一番大切な20の教え 賢い投資家になるための隠れた常識
    https://amzn.to/2AjYIfy
    懐かしのBTCがバブルで大盛りあがりだった時期に何回も読み返していた。著者のHoward S. Marksは日本では知名度が低い様に思うけど資産20億ドル越えの大投資家
  • 道具としてのファイナンス 問題集
    https://amzn.to/31SO8aT
    名著『道具としてのファイナンス』を読んだ方は多くても、その問題集まで何回も解いて完璧にした方は少ないはず。差はこういう所で生まれる。88題もある
  • Financial Modeling and Valuation: A Practical Guide to Investment Banking and Private Equity
    https://amzn.to/2D5anjf
    一通りの財務モデリングが出来る様になった後に、持っておくと非常に便利。 New York School of FinanceはMOOCSも良い
  • 究極の仕訳集 日商簿記3級
    https://amzn.to/2VIHOig
    元々は代理店時代に簿記取得していた。が、MAをやる様になってトップMBAの方に対して「そもそも簿記わかってなくない?」と感じることが本当に多くなり、日常トレーニング(5分)として組み込むことになる。
  • M&A・組織再編スキーム発想の着眼点50〈第2版〉
    https://amzn.to/2Z5A8Zo
    スキームオタクになっても意味がないんだけれど、スキームオタクの方が組んだスキームを理解しなければいけないという状況はよくある
  •  戦略的財務のスキル
    https://amzn.to/2Pdx6MY
    あまり有名ではないけれど、Valuationとか周辺のファイナンスをとんでもなくわかりやすく解説してくれている隠れた名著だと思う 
  • コーポレートファイナンス 戦略と実践
    https://amzn.to/3iesxOZ
    コーポレートファイナンスの最初の1冊の本としてはベストの一つだと思う。”ファイナンスと会計の関係は「原因と結果」”の章が良い
  • コーポレートファイナンス 入門編 第2版
    https://amzn.to/2Xpioab
    ぼくが読むとStanfordってCSだけじゃなくて、financeも強いんだなあとか思ってしまう。章末問題が重要。やはり問題を解かないことには、、と思う
  • 図解+ケースでわかるM&A組織再編の会計と税務(小林正和)
    https://amzn.to/33AdGtX
    ケースが130もあってとても勉強になる。スキームに苦労している方にはお勧めだけれど、これまた有名ではない。組織再編系ですごく役に立った
  • アナリストのための財務諸表分析とバリュエーション 原書第5版
    https://amzn.to/31DZ1vl
    MBAの定番テキスト。MckのValuationも読みこなして、会計もマニアックな論点は一通り分かってしまい、さあそこからさらに実務視点で引き上げたい時の追撃に非常に有効
  • 税務・法務を統合したM&A戦略〈第2版〉森・濱田松本法律事務所 (
    https://amzn.to/3hfmCZE
    弁護士の方のMAへの視点は、新鮮というか面白いと思ってしまう。同じサービスの別領域の専門家の定番を読むのはとても価値がある。第2版が出るみたい
  • カーブアウト型M&Aの実務
    https://amzn.to/2YtBlZJ
    想定読者数が少な過ぎるのはわかりつつ。カーブアウトは、例えば企業再生系と比較して同じくらいにクライアントニーズあるサービスなのに、日本語では書籍がまともなのはこれくらいしかない気がする

 

IV.Computer Science

  • Pythonによるデータ分析入門 第2版 ―NumPy、pandasを使ったデータ処理
    https://amzn.to/2AjQrIf
    見た目のゴツさや厚さとは相反して、とてもスッキリして読みやすい。こういう領域の本は、著者の力量が情報構造としての読みやすさと直結することが多い
  • 情報 第2版: 東京大学教養学部テキスト
    https://amzn.to/3cC2TAw
    ファームの卒業を見据えて、CSの基礎の基礎からやり直す日々が本格化する。基礎的なものほど読み返した時に価値が出る
  • 世界標準MIT教科書 Python言語によるプログラミングイントロダクション 第2版:データサイエンスとアプリケーション
    https://amzn.to/2AVVoHc
    一時期から戦略ファームでもプログラミングを勉強しなきゃ!と思う同僚が本当に増え、東大Python本が出る前は相談される度にまずはこの本とチュートリアルを進めていた
  • コンピュータネットワーク 第5版
    https://amzn.to/2YpbRfr
    ファーム在籍の終盤の頃は、コンサルの語るテクノロジー論みたいなのには完全に興味をなくしており、保守本流のCS本を基礎の基礎からやりなおすことに完全に軸足を移していた
  • 退屈なことはPythonにやらせよう
    https://amzn.to/3d4S768
    戦略ファームの仕事じゃないんじゃ、、みたいな単純作業をweb scrapingとかでパパッと目の前でやるとトップファームの人員が「おおー」となることが多く、ぼくは「これはまずい、」とよく思っていた
  • ゼロから作るDeep Learning
    https://amzn.to/3isUaVi
    DL界隈で一番売れた本じゃないだろうか。しっかり学習したい方々の最初の1冊としてベスト。著者の斉藤さんの本の書き方は良い意味で非常に東大的だなといつも思う
  • 問題解決のPythonプログラミング ―数学パズルで鍛えるアルゴリズム的思考
    https://amzn.to/2Z8urKb
    著者の方が長年MITで教えられていた方で、本の元ネタもMITの授業。アルゴリズムの日常的トレーニングを社会人になった途端にしなくなったのは最大の後悔 
  • 図解即戦力 Amazon Web Servicesのしくみと技術がこれ1冊でしっかりわかる教科書

    https://amzn.to/3fmctJP

    AWSGCPもAzureもこれでもかというくらいにMOOCSのコースを提供しているけど、本でさらっと把握してから入った方が効率的
  • ビジネスデータサイエンスの教科書
    https://amzn.to/2PSpqA7
    これ、とても良かった。ビジネス職の方が実務でDSを駆使して成果を出すに当たって、マニアック過ぎない統計レベルで最高に攻めてる。著者はMSとAmazonのDSチームを率いたChicago Booth MBAの名物教授の方らしい
  • Pythonではじめる教師なし学習機械学習の可能性を広げるラベルなしデータの利用
    https://amzn.to/2CGeUsh
    教師なし学習に特化してくれていて、とても良かった。やっぱり実務でキャッシュインパクトも含めて、きっちりやり切るとなると、教師なし学習に期待してしまう
  • データ分析のための数理モデル入門 本質をとらえた分析のために
    東京大学 先端科学技術研究センター - 江崎貴裕
    https://amzn.to/3eHsgTg
    数理モデルの最初の一冊という意味でも、経験のある方が基礎を完璧にするという意味でも非常に読者貢献性が高い。実際の評判も凄く良い


V. 数学

  1. 演習 統計学キャンパス・ゼミ
    https://amzn.to/2Yh7Xq6
    MITの授業を受けていて、数学トレーニングを日常的に行う生活に切り替える必要を痛感した際に最初に買った本。マセマは日常的なトレーニングでベストだと思う
  2. 世界標準MIT教科書 ストラング:線形代数イントロダクション
    https://amzn.to/3fVXZR1
    ぼくみたいに「とにかく1から100まで説明仕切って欲しい、その力量を筆者がちゃんと持っていて欲しい」という読者には非常におすすめ。教え方が本当に工夫に溢れている
  3. 統計学のための数学入門30講
    https://amzn.to/3hZC2Cp
    数学の日常トレーニングを開始した時に購入永田先生は「入門 統計解析法」、「多変量解析法入門」など極めて読者貢献性の高い本を執筆されている
  4. 統計解析のはなし―データに語らせるテクニック
    https://amzn.to/2CG0lou
    もう語り尽くされているが、著者の大村さんの語り口が非常にわかりやすくて読者貢献性が高い。副題というより、統計応用領域の理解しやすい本というのが正確な表現
  5. スバラシク実力がつくと評判の統計学キャンパス・ゼミ
    https://amzn.to/2Z0I91N
    大学生用の本なので馬鹿にされがちだけど、数学の日常的トレーニングという意味ではマセマはホントベスト。まずは全ページが完全瞬殺状態になるのが初手
  6. データ分析のための数理モデル入門 本質をとらえた分析のために
    東京大学 先端科学技術研究センター - 江崎貴裕
    amzn.to/3eHsgTg
    数理モデルの最初の一冊という意味でも、経験のある方が基礎を完璧にするという意味でも非常に読者貢献性が高い。実際の評判も凄く良い
  7. 完全独習 ベイズ統計学入門

    https://amzn.to/3cL3gMn

    この本の最大の価値はベイズ統計の入門書というよりは、「ベイズ統計の貴重な初級問題集」としての位置付けにあると思う。数学は問題を解かないと絶対に伸びない。という高校生みたいなことを最近よく思う

VI. Digital

  1. Do or Die
    https://amzn.to/2U9c195
    あのマネジメントにDigitalでちょっと面白いことを話してみてみたいな無茶振りをされたときにはrazorfishの本を読んでいた
  2. Why Humans Matter More Than Ever (Digital Future of Management) (English Edition)
    https://amzn.to/2Ng7e1R
    MIT Slone Management ReviewはHBRに比べてプレゼンスが低すぎるけれど、Digital系人材はやはりたまに確認すべき
  3. Platform Revolution: How Networked Markets Are Transforming the Economy and How to Make Them Work for You
    https://amzn.to/2A23nCI
    プラットフォーム系でDigitalの実務担当者にマニアック過ぎない温度感で貢献してくれる点ではGeoffrey G. Parkerが俄然オススメ
  4. INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント
    https://amzn.to/388qrMt
    この本が出た頃にはコンサルタントでもtech firmのProduct mangerが持つような知識や経験をもつ必要があるランドスケープだった。実際グローバルだとPMへの転職も多
  5. テクニウム――テクノロジーはどこへ向かうのか? - Kevin Kelly
    https://amzn.to/31MO786
    コンサルタントが語るテクノロジー論に飽きるようになり、骨太のテクノロジー論に軸足をどんどん移していくようになる
  6. Being Digital (English Edition)
    https://amzn.to/3f6sW4Z
    Digitalの古典中の古典。Nicholasは数少ない真のVisionary。ファームに入った当初あまりのプレッシャーとストレスで自分を見失いそうになった時に、自分が誰なのかを思い出す為に読み返していた
  7. ハーバード・ビジネス・レビュー テクノロジー経営論文ベスト11 テクノロジー経営の教科書
    https://amzn.to/3f1ruQZ
    HBRは批判も多いし、実際ショボいのも多いのだけれど、やはりウォッチしていて偶に出る非常に優れた記事であるとかベスト盤を読む価値はある
  8. UX Strategy: How to Devise Innovative Digital Products that People Want
    https://amzn.to/2ZUaUMP
    UXのことを体系的かつ丁寧にまとめた良書。とかく思考がスキップされたみたいな書かれ方の本が多い領域で、地に足がついてて、良質なやっぱりO’reillyは手にとる価値があると思う
  9. NETFLIXの最強人事戦略~自由と責任の文化を築く
    https://amzn.to/33BuKzZ
    出版当初にホント皆んな読んでいたし、各所大絶賛していたのだけれど。ボクはドン引きで。自分の「競争」という概念の付き合い方が変わったことを気がつかせてくれた
  10. NEVER LOST AGAIN グーグルマップ誕生
    https://amzn.to/3km1AuB
    Pokemon GoNiantic John HankeのKeyhole時代が如何に大変だったか、googleに買収された後の苦労も含めて伝わってくる。Marissa Mayerの性格は想定通りな感がしてしまう。なぜか版元はTAC出版

VII. マーケティング 

 

VIII. パフォーマンス向上・学習法 

  • Rest - why you get more done when you work less
    https://amzn.to/305AsZc
    戦略的に休むであるとか、休むことを技術として捉えて知識を増やして練習するようになるということについての方法論構築のきっかけになった本
  • 超・自習法
    https://amzn.to/2AJN268
    邦訳が残念だけれど、スタンダードな学習方法を網羅的に抑えている。記載されている原則方法を全部ちゃんと丁寧にやれているという方はあまりいないはず
  • 読書の技法
    https://amzn.to/2VMN1W0
    御本人の諸々はあるとして、読書スキルという一点に範囲を絞るならば、とんでもない水準の高さを持っていることは間違いない。読書本で読むに値する本はあまりない
  • 仕事はうかつに始めるな
    https://amzn.to/39rajGJ
    この頃の石川芳樹さんは、今流行りのメタ論文キュレーターの様に思うけど、御本人の思考のフレームが非常にイケているので本当に他者貢献性が高い本を書かれる
  • 本を読む本
    https://amzn.to/3hMibZJ
    読書法の世界的名著であり、最古典。読書法の本は色々読んできたけどどれも浅薄で役に立たないし、骨太のものが読みたいと思った際には、世界中を長年に渡って納得させてきた本書がお勧め

IX. リーダーシップ

  • 最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと
    https://amzn.to/2ZM8CRg
    部下のマネジメントに卓越する為にはこの1冊だけとにかく完全に理解しろと先輩から渡された本。ぼくもマネジメントになった部下にたぶん同じようなことを言う

 

X. ストレスケア

  • マインドフルネスストレス低減法
    https://amzn.to/2WZ5dN7
    ストレスレベルが許容の限界を大幅に越える日々が長く続き、本格的な対策を立てはじめたときに先輩から教えてもらった名著
  • The Nature Fix: Why Nature Makes Us Happier, Healthier, and More Creative 
    https://amzn.to/2WQs2RX
    たまたま行った深い緑に囲まれた温泉宿で物凄く心が休まり、これは一体なんだろうと研究をはじめる。後にgreen exerciseへと繋がる
  • SLEEP 最高の脳と身体をつくる睡眠の技術
    https://amzn.to/323rpbR
    全米大ベストセラーだけれど、日本では知名度が低い。光の遮断、寝室つくり、他、必須の方法論が良くまとまっていて万人にお勧め
  • PEAK PERFORMANCE 最強の成長術
    https://amzn.to/2P54kxV
    色々な名著のベスト版の様な内容になっている。本著のオリジナルという点では、やはりプロファーム勢な方々が読むと、「休息」するようになる点が秀逸だと思う。相変わらず邦題が、、、
  • ハーバード・ビジネス・レビュー[EIシリーズ] 集中力
    https://amzn.to/2Ytrhk4
    とてもよかった。石川善樹さんの記事も良い。WFH eraで、自身の集中力の方法論を構築しているかいないかの差は激しい

XI. Power point / Excel / Tool / Tips

  • 説得できる図解表現200の鉄則 第2版
    https://amzn.to/3gUwTL1
    ファームの仕事に馴れた頃に水野さんの本を読み。センスの権化みたいに語られる軸切り・チャート書きも実は知識量が重要なんじゃと思うようになり、知識そのものを増やす取り組みをするようになる
  • slide:ology - nancy duarte
    https://amzn.to/2WQihmV
    スライド作成についてどうもイケてる本がない、社内のトレーニングマテリアルは分かったということで海外の本にいくようになる。著者はアル・ゴア副大統領の『不都合な真実』のプレゼン作成者
  • 超・箇条書き
    https://amzn.to/2B8yo80
    キラキラ完璧経歴の中途の方がまったくバリューを発揮出来ずに、新卒の年下上司から激詰めされるみたいな状況に陥っていた時によく勧めていた
  • Tableauデータ分析 ~入門から実践まで~ 第2版 (日本語)
    https://amzn.to/2AnskJ0
    Tableauでダッシュボードをつくるだけでクライアントが喜ぶという時期が超短期間ではあったけど、明確にあったような。フリーのガチ勢の皆様の単価の高さにも驚愕した
  • 時間をかけずに成功する人 コツコツやっても伸びない人 SMARTCUTS
    https://amzn.to/3gG08Az
    ファームには頑張っていて、うまくいく/いかないの2パターンしか存在しないので、この本のフレームでどこに引っ掛かっているか見る様になる
  • 反論の技術―その意義と訓練方法
    https://amzn.to/2DJBlgO
    反論・論破の技術というと何故か2chひろゆきの本を皆買ってしまうけれど、やはり古典的定番本から入っていった方が吉
  • 外資系コンサルは「無理難題」をこう解決します
    https://amzn.to/3jWD5nh
    戦友がキラキラ経歴だけれどlow performerの中途の方に激勧めしていて、失礼なことするなと思ってたけど基本所作がほんとによくまとまってる
  • Case Interview Secrets: A Former McKinsey Interviewer Reveals How to Get Multiple Job Offers in Consulting
    https://amzn.to/3i3rnWx
    日本だとcase in pointが翻訳版が売れたので有名だけれど、そもそも英語インタビュー想定の試験対策で何故翻訳本を読むというツッコミが入るし、こちらの本の方が有用
  • Design Rule Index 要点で学ぶ、デザインの法則150
    https://amzn.to/2TIg13e
    これの前著も含めて大変な名著。最高峰の資料だと、ここのruleをすべてクリアしている。”絶対に古びない、デザインの本質”というのが良い 
  • インフォグラフィックス―情報をデザインする視点と表現

    https://amzn.to/3cL3gMn

    コンサル的なスライドの作り方だけ学習していると必ず限界が来る。というか退屈になる。その時の大きな改善領域がインフォグラフィックデザイナーの方の方法論を取り入れること

 

XII. 英語

  1. Oxford Phrasal Verbs : For Learners of English
    https://amzn.to/2WtH3dw
    自分のビジネス英会話に足りないのは"句動詞"だということに気が付き購入。当時は異常レベルの競争心だけに駆られており、激務の中1週間で1周回していた
  2. 英語で明確に説明する 基礎編
    https://amzn.to/2CmB8iU
    ファーム在籍の後期には、情報伝達でミリ単位の精度が求められるみたいな場面が本当に増えていて、表現の知識量の価値がとても上がっていた。たぶん一番辛かった時期の一つ
  3. 翻訳の授業 東京大学最終講義
    https://amzn.to/2B9BKrJ
    山本先生の本はまずこの本を読んでから、自分に合うかどうかを確認する。合う方には多大な貢献性を発揮する。Rosemary Sutcliffかアーサー王が好きで仕方ない方はそれだけで合うかもしれない
  4. 名訳を生み出す翻訳トレーニン
    https://amzn.to/2CCp1hH
    山本先生の本はまず ”翻訳の授業 東京大学最終講義 ”を読んでから、自分に合うかどうかを確認する。合う方には多大な貢献性を発揮する
  5. 英語はもっと句動詞で話そう
    https://amzn.to/2CabwFN
    5億語のデータベースから日本人に必須の句動詞400を抽出、というのがいい。日向さんのデータベースを駆使する方法論が一番活きるのは句動詞だと思う。
  6. ドクター・ヴァンスの 英語で考えるスピーキング―すらすら話すための7つの思考法
    https://amzn.to/2Dowm50
    William A Vanceの本はホントどれもお勧めなんだけれど、認知度が上がらない。天下のイェール大学ビジネススクールコミュニケーションの設立者である
  7. 言葉の仕組みから学ぶ和文英訳のコツ
    https://amzn.to/3g4G8rp
    所謂、「英語的発想」ではMark Petersenの『日本人の英語』がダントツで有名だけれど。本書は負けず劣らずの名著というか、スッキリしていてわかりやすくてぼくはこっちの方が好き
  8. インド英語のツボ ―必ず聞き取れる5つのコツ―インド英語特有の表現と音のルール
    https://amzn.to/2BLjK7A
    インド人との無限電話会議地獄に追い込まれた方々には大変おすすめ。語尾の音が消えるのがインド英語とか、この本で初めて知った
  9. 和文英訳ビギナーズブック
    https://amzn.to/31c8V7g
    Working memoryの消費量ゼロで英語を使える必要が生まれた時に、英会話の訓練として和文英訳を使おうと思い立ち購入。今でも1日1回は通す
  10. The Universe of English/The Expanding Universe of English(東京大学出版会東京大学教養学部英語教室)
    https://amzn.to/31Ncpxd
    プロジェクトドキュメントみたいな俗世間の英語から離れたところで、面白い英文を読んでちょっと気分転換したい時に大変重宝する。出てくる英文が面白いというのは貴重
  11. Business Speaking (Collins English for Business)
    https://amzn.to/3x1d8Iw
    入社時の英語面接だけは何とか突破したけど、英語スキルを確かなものにしていきたいみたいな若手の相談を受けて思い出した本。ホントこういう基礎の基礎が「完全」に入ってるのが肝
  12. The Oxford Guide to Effective Writing and Speaking (English Edition) 2nd
    https://amzn.to/3uHfbRC
    「英語の適切な文章の書き方・話し方」というのは一朝一夕には身につかないことについては、覚悟を持って定番重厚本とじっくり付き合うのが結局は近道

XIII. 心理学

  1. 心理学 東京大学出版会
    https://amzn.to/3fUg0zT
    MBAホルダーで、クライアントにとてもいい形で寄り添う先輩は心理学のフレームを駆使していると気が付き、全体像の把握をはじめる。これまたとても実用的かつ読みやすい。東大出版会の新刊は注視するようになる 
  2. Manage Your Time to Reduce Your Stress: A Handbook for the Overworked, Overscheduled, and Overwhelmed
    https://amzn.to/2M6Biwl
    ゲーム全般では効果がないが、マリオ64はストレス軽減に繋がるという見解の元ネタ本の一つ。副題はもうコンサルで苦しんでる方の為のhandbookとしか思えない内容
  3. マインドフルネスから生まれた心理療法ACT入門
    https://amzn.to/3e5vA9Y
    激務の最果ての超絶繁忙期の中で、自分自身も同僚も一体なぜこれ程までに努力していてみんな不幸なんだろうと思うようになる。最近ACTまた流行ってるような
  4. the power of ritual
    https://amzn.to/2TSIBvY
    生き抜く為に自身の生活をとんでもないレベルでモデル化・最適化するというのを、まあどのファーム要員もやるわけだけれど。習慣化の力なくしてそれは完成しなく、最初の1冊の決定版
  5. ステレオタイプの科学
    https://amzn.to/3gTBzAV
    ファーム内でいいレピュテーションがたった方は飛躍的に伸びるし、その逆もまた然りなのがあまりに極端なのを不思議に思っていた時に出会った本。ここの罠にはまってないかは一回考えるべき
  6. 自己信頼
    https://amzn.to/2Mv2ViK
    ファーム立場があがり、責任に耐えかねていた時に難易度MAXのPJが重なり、究極的に追い詰めらた時に手にとった本。日本では有名ではないけど世界的な名著。劇薬なので平常時は読まないようにしている
  7. マインドセット:「やればできる!」の研究
    https://amzn.to/37mOmaY
    極限状態ですら突き抜けることが出来る子と、そもそもすべて諦める前提になっていることにすら気がついていない子の差を考えていた時に出会った本
  8. やる気が上がる8つのスイッチ
    https://amzn.to/30rmGjs
    そもそもモチベーションの入り方が万人同じわけがないと思っていた時に出会った本。診断のタイプが楽しい。軽い邦題がついているが著者は大変に高名な学者の方
  9. 万能感とは何か
    https://amzn.to/2XUPLCr
    ある方が一定期間に神憑りなパフォーマンスを発揮した後に、不祥事を起こしてそのまま退場という事象がファーム内外で乱発した時期があり。これは万能感がすべての原因なのではと思っていた時に出会った本
  10. insight
    https://amzn.to/3dh6rZi
    一つの領域のプロフェッショナルに為るために当該領域を学習し続けるように、自身についても学び続ける必要がある。それが生死の別れ目ということが分かる本。大量の先行研究のデータを用いて、構造的に書かれているのが良い
  11. 信頼はなぜ裏切られるのか
    https://amzn.to/2Z2TRHZ
    ファーム内でのパートナーの諸々を見ていて、これをモデル化出来ないかとぼんやり思っていた時に出会った本
  12. 事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学
    https://amzn.to/2YnkLey
    ファクトベースの提案が出来るようになった後に、“客観的な事実や数字は他人の考えを変える武器にはならない” という視点で次のアクションを考える際に有益
  13. こころの免疫学
    https://amzn.to/2NBhW3d
    コンサルタントにどうしてもついてまわる心の病について、「物理的なアプローチ」を取るとなると、運動・睡眠・腸内環境の整備が基本
  14. シャーデンフロイデ: 人の不幸を喜ぶ私たちの闇
    https://amzn.to/2VsJ3lj
    優れた人に出会った際に、その人から学ぼうとする人と嫉妬の沼に沈んでいく人の差はどこから生まれるだろうと思っていた時に出会った本
  15. つきあい方の科学:バクテリアから国際関係まで
    https://amzn.to/3036rYi
    人間関係の古典的名著。しっぺ返し戦略というのは、シンプルで誰でも即適用出来るし有効。なんだか最近は書名を聞かなくなった気がする
  16. 反応しない練習 あらゆる悩みが消えていくブッダの超・合理的な「考え方」https://amzn.to/308ha3B
    Anger mangermantの良書を探していて出会った本。草薙龍瞬さんは初期仏教では、日本の仏教僧では若手のトップだと思う
  17. 反論の技術―その意義と訓練方法
    https://amzn.to/2DJBlgO
    反論・論破の技術というと何故か2chひろゆきの本を皆買ってしまうけれど、やはり古典的定番本から入っていった方が吉
  18. 呼吸による癒し
    https://amzn.to/39mqTri
    ファームで精神的に辛かった時期に呼吸法を本格的に学び始めた。4連休でメールチェックすらしないのが当たり前の今の生活だと、ほんの数ヶ月前の生活だけれどあれは一体なんだったんだろう、なぜ出来たのかとよく思う

XIV. 法務

  • 会社法 第2版 東京大学出版会
    https://amzn.to/2LA2Km4
    Non-MBAであることにより法律に弱くて困る場面がMA業務で増え、早めに先手を打つ。アカデミック寄りに見えて非常にビジネス実務に使いやすく、そもそも東大出版会の本にはそういう本が多いことに気がつく
  • 事業担当者のための逆引きビジネス法務ハンドブック
     https://amzn.to/2YCyY7i
    MAプロジェクトなら必ず予算潤沢というわけではないので、あまり重要性もない時に四大を毎回使うわけにもいかない。逆引きなのが本当に有用だし、著者が塩野さんなのは納得

XV. その他・勉強法・(まったくもって馬鹿に出来ない、してはいけない。したものの果ては鬱の一点のみの)気晴らし

 

  • 天才たちの日課
    https://amzn.to/2ZlBHmE
    戦略コンサルタント万歳な思考様式なり、振る舞いの限界を感じていたところに出会った本。天才達の涙ぐましい地道な工夫やその真逆のダラけぶりに、方法論は実施者との相性抜きには語れないと思うようになる。読み物としても楽しい
  • アド・アストラ
    https://amzn.to/3bY4ksr
    ファーム入った当初は染まりきっており、生活をなにもかも戦略で埋め尽くそうとマンガまでその手のものを読んでいた。ローマ帝国を震え上がらせた偉才ハンニバルの戦略が学べるという得難いマンガ。めちゃくちゃ面白い
  • 猫のお寺の知恩さん
    https://amzn.to/2MVBcZ6
    あまりにハイストレスな期間が長くなってしまった時に、自分自身をスローテンポにしてくれるようなマンガをよく読むようになった。有名じゃないみたいだけど、名作だと思う
  • [受験の叡智【受験戦略・勉強法の体系書】理Ⅲ 完全版 (YELL books) | 合格の天使
    https://amzn.to/2zwmHrx
    激務の中で大学受験の、しかも医学部受験のボランティアをはじめた時に読み、大いに参考になった。いつの時代も理Ⅲ勢からの最新の受験テックがある
  • 僕と君の大切な話
    https://amzn.to/3hRL6cq
    第44回講談社漫画賞少女漫画部門。有名漫画賞は、知らない名作を届ける役割をかなり果たしていると思う。激烈な日々の中だとこういう話が読みたくなる
  • 官能先生
    https://amzn.to/3hJsStD
    作者の吉田基已さんは『夏の前日』というとても泣ける名作を書かれた方。題名で誤解されてないかなといつも思う。本当に良い恋愛マンガ。もっと売れて欲しい
  • アオアシ
    https://amzn.to/31nxEac
    ここに描かれる選手の成長が、ファーム員の成長とまったく同じフレームにしか見えず当時とても驚いた。そのことをSNS上で投稿すると、色々なファーム職の方から共感の声を頂いた
  • 実験心理学が見つけた超効率勉強法
    https://amzn.to/3eILcRI
    本書の価値は「心理学実験で実証された事柄のみを掲載していること」の一言に尽きる。惜しむらくは全然内容とマッチしていないよくわからないマンガイラストが使用されているのが惜しい
  • ブラックストーン 
    https://amzn.to/38qouet
    多くの戦略コンサルの様に、PEへの転職を考えたことがあった。いま思えば慢性的に寝不足過ぎて迷っている時期で、ほんの1年も経たないうちにテックに専念する様になる

戦略再考 (2/n) - Tech firm/事業会社における戦略業務 - Digital Strategyの特徴

ファームからtech companyに移ってきて、早数年が経っていますが、どちらかというとますますStrategistとしての役割が重くなってきています。一時期、pure strategyめいたことはファームよりも、tech companyの方が出来るなと思っていたこともあったのですが、やはり役割の違いにすぎませんね。それよりも日々確信が強くなるのは、従来の古典的なpure strategyとDigital strategyはまったくの別物ということです。過去の記事で書いたことですね

 [戦略再考 (1/n) - Tech firm/事業会社における戦略業務 / 良い戦略、悪い戦略]
http://touya-fujitani.blogspot.com/2020/09/strategy.digital.html

日々の業務の中でDigital Strategyって本当に色々言われるけれど、一体どう捉えるべきなんだろうなと常に考えています。そんな中で面白いカリキュラムをMOOCSで見つけました。下記のIITのDigital Transformationのコースです。IITというのは要はインドのMITと捉えて差し支えないと思いますが、IT領域では世界的名門校です。やはり何度も思うようにDigital strategyの場合は、最終的行われるアクションの重要性が非常に高いというのが特徴の一つのように思います。そしてそのアクションは当然にtech driven actionなので、やはりDigital strategistにはCSの専門性が求められるのです。この戦略策定の結果として取り得るアクションの専門知識が大きく問われる、そしてそれはComputer Scienceの専門性であるというのが、古典的なpure strategyとDigital strategyの非常に大きな違いなのですが、あまり強調して語られることはないように思います。

[Digital Transformation Certificate | IIT Bombay | Coursera](https://www.coursera.org/certificates/digital-transformation-iitbombay#program)
## Course 1 of 3
*Understanding the Digital World in the Context of Digital Transformation*
*What you will learn*
* Technologies behind digital transformation
* Business intelligence
* Artificial intelligence
* Machine learning
* Natural Language Processing (NLP)
* Computing infrastructure
* Digital security
* Technology stack development

## Course 2 of 3
*Building Core Platforms*
*What you will learn** Digital platforms
* Digital security
* Reasons for building digital platforms and business models
* Platform optimization
* Data management Implementation
* Role of ACID technologies in digital transformation
* Importance and impact of AI and IoT
* Methods for adopting ACID technologies

## Course 3 of 3
*Building Digital, Technical, and Leadership Capabilities*
*What you will learn*
* Methods for exploiting the power of core  operations
* Engage and connect to customers by harnessing customer networks
* How to craft a digital vision, strategy, and road map
* Innovate by Rapid Experimentation
* How to frame digital challenges
* Strategies to sustain the digital  transformation

比較として、HBSのStrategyのシラバスも並べてみました。しかしこちらですらNetwork Effectが入っています

[Business Strategy Course | HBS Online]
https://online.hbs.edu/courses/business-strategy/
*Module 1: Creating Value for Customers*
* Develop a foundational understanding of the value stick framework
* Learn how to make pricing decisions with a focus on WTP
* Distinguish the difference between sales success and WTP

*Module 2: Adding Value Through Complements*
* Learn to identify complements
* Understand the difference between a complement and a substitute
* Discover the power of complements as a competitive advantage

*Module 3: Competing with Network Effects*
* Explore the three types of network effects and how they increase WTP by directly connecting users
* Learn how to compete against dominant platforms

*Module 4: Creating Value for Talent*
* Discover ways to make work more attractive for your employees
* Understand the difference between lowering WTS and reducing compensation
* Explore workplace flexibility and learn ways to make work more attractive

*Module 5: Mastering Productivity*
* Discover why some companies are more productive than others
* Explore the power of economies of scale and minimum efficient scale
* Learn about opportunities to share value with your suppliers

*Module 6: Implementing Strategy*
* Learn to move from strategy formulation to strategy implementation
* Discover the importance of prioritizing strategic initiatives
* Learn to differentiate initiatives in a way that make them difficult to imitate


あまりBusiness strategyとDigital Transformationを比較しても仕方ないのですが、猫も杓子もDXな世界になったので両者の境界は非常に曖昧です。古典的なStrategyを得意とされている方がDigital strategyを担当されている場面も散見されます。実行パートで必要とされる知識について非常に深く求められるようになったというのが僕が戦略ファームに入った頃からは大きく異なる点で、Digital strategyの場合はその側面がさらに大きくなっているのが日々思うことです。

仮にBusiness strategyの世界観・視点だけで考えたとしても、アクション策定を伴わない戦略は戦略ではないというのがすっかり定説になりました (しかし、本当に不思議に思うのは、こんな当たり前のことが定説になるのに随分時間がかかりました)。すっかり戦略領域の古典名著になった『良い戦略、悪い戦略』でも戦略の基本構造は、診断・基本方針・行動とされていますね。ですので、取ることの出来るアクションのことについて習熟していなければ、真っ当なDigitgal Strategyを立案することが出来ないというのが要所かと思っています。また、そんな環境下では優れたStrategy director / managerというのは、必要に応じて従来の古典的なpure strategyとDigital strategyの両方の領域をスイッチした思考をするなというのがなんとなくの感想です。M&A並みかそれ以上に失敗率の高さが指摘されるようになったDXですが、うまくいっているものはそれが出来ているように思います。

なので、上記のIITのコースにあるようなアクションレベルの項目について深く学習するのは非常に有用というか、そもそも必須事項になってきているなとよく思います。戦略の先にある施策・手法・取り得る行動について詳しくてそこからの逆算で戦略を構想する流れと、あくまで戦略から施策を設計する流れの双方を頭の中でどちらも扱えることが重要だなとよく思います

もう一つうまくいくDigital Strategy PJの特徴は「リニアに進めていない」というものです。最近出ていたMckで最も読まれた伝説の社内資料という副題がキャッチーな『完全無欠の問題解決―――不確実性を乗り越える7ステップアプローチ』でも同じようなことが記載されていますが、これは本当にそうです。



戦略構築というのは以前はどちらかというと各ステップ丁寧にリニアに進めていくというのが手法だったかと思いますが、最近ではまさにこの図の通り各ステップ行ったり来たりするので、常に頭の中に始点から終点までの全体構造がありながら構想を進めていきます。ですので、終点であるアクションについての知識・経験が豊富なことはDigital Strategyでは極めて重要です。そして繰り返しになりますが、そのアクションについての知識・専門性というのはComputer Scienceに立脚したものがほとんどです。

 

Richard Rumeltの診断・基本方針・行動のフレームで考えれば、旧来のBusiness Strategy PJでは診断と基本方針を精緻に行えていれば、行動は自ずと導き出されるといった性格が強かったように思います。しかし、Digital Strategyの場合は行動の重要性が非常に高くなっており、診断から行動までの全体構造と最終的にどういう行動を取り得るのかということを豊富なCSの知識に基づいて頭の脇に置きつつも、最初の診断(=分析)をするといったことが有効なように思います。

なのでそもそもDIgital でどういったことが可能なのかということについての専門性が問われるのですが、これはComputer scienceの専門性に他なりません。やはり [戦略再考 (1/n) - Tech firm/事業会社における戦略業務 / 良い戦略、悪い戦略](http://touya-fujitani.blogspot.com/2020/09/strategy.digital.html)  で書いた通り、古典的Pure strategyはファイナンスの世界観であり、Digital strategyはComputer scienceと数学の世界観です。そして、その双方が求められるのです。現職ではMIT CS MSとStanford GBSのダブルホルダーが偶にいらっしゃるのですが、そういった現状を反映した存在であり、当然に非常に重用されます。ぼくの目指すところもこの方向性だなと最近よく思う次第です

戦略構築の最も重要な作業に、企業のリソースを集中投下するに値する重要かつレバレッジの効くイシューを探すというものがありますが、technologyが関与してくるとレバレッジの大きさはますます大きくなってきそうです。Digital strategyでは、Strategistの役割はますます大きくなると襟を正しています。

 

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・戦略ファーム時代に読んだ700冊のまとめ+Tech company時代に読んだ本*随時更新  I.戦略
http://touya-fujitani.blogspot.com/2020/04/700.html

関連記事:濱口秀司さんの戦略・イノベーション

Stanfordが無料公開している超良質なCS/Data Science/AI クラスまとめ (*随時更新)

2022年の年末が見えてきていますが、22年最高のまとめ記事なんじゃないかと思うものを見つけてしまいました。Stanfordが無料公開してくれているCS/Data Science/AIのクラスを網羅的に紹介してくれています。これはちょっと素晴らしいというか、考えられないようなことです。Digital proffesionalな方達が見たら嬉しくて泣いちゃうんじゃないかと思います。最良質の情報のアクセスは開かれているので、後は各個人走るだけですね

 

www.classcentral.com

 

参照用に記事の本文を転載しています。元記事だと各授業のリンクがあるのでそちらを参照ください


--
(以下転載)

Over the last decade, computer science has experienced a burst in popularity among students worldwide, and at Stanford University in particular. In 2020, over twice as many Stanford undergrads majored in CS as in any other discipline. And Stanford’s CS curriculum has grown from a few core subjects to a tapestry of specializations and integrated disciplines, as you can see below.

Stanford’s CS core and specialization subjects

Most of Stanford’s on-campus computer science courses have a companion website. Some are only open to Stanford students. But many are open to everyone, allowing learners worldwide to access the course slides, readings, and assignments. And some even provide video lessons — for instance:

In this Class Central article, we compiled a list of over 150 Stanford on-campus computer science courses that are, to varying degrees, available online.

For your convenience, we’ve broken down the courses by topic. You can click on a topic to jump to the corresponding courses.

More Stanford Courses

If CS isn’t your cup of tea, Stanford also offers medical online courses and webinars, which free certificates of completion. And if you’re a healthcare professional, they also carry continuing medical education credit. Learn more here: Stanford Medicine Offers Courses with Free Certificate & CME Credit.

Methodology

First, I built a list of Stanford’s CS offering by looking at their 2022 course catalog and Engineering Everywhere portalSecond, I checked the courses one by one to see which had a companion websiteThird, I organized them into subjects according to Stanford’s own undergraduate and graduate guidelines. Fourth, I consolidated my findings into a dedicated list.

Note that this list only includes Stanford’s on-campus courses that have an online presence. To see a list of the university’s purely online courses and MOOCs, head to our Stanford online course catalog.

Without further ado, here are Stanford’s on-campus courses available online. Courses that include video recordings are denoted with the 🎦 icons.


Stanford Introduction to Computer Science Courses

Stanford Data Structures & Algorithms Courses

Stanford Computer Systems Courses

Stanford Theoretical Computer Science Courses

Stanford Artificial Intelligence & Machine Learning Courses

Stanford Computer & Network Security Courses

Stanford Information Management & Analytics Courses

Stanford Human-Computer Interaction Courses

Stanford Graphics Courses

Stanford Application Development Courses

Stanford Robotics Courses

Stanford Games Courses

Stanford Computing & Society Courses

Stanford Biocomputation Courses

Stanford Computer & Healthcare Courses

Other Stanford Courses

参考程度ですが、皆んな大好きDeepmindのeducational contentsも公開されています。

github.com

統計学の名著 (入門書) - マーケティング過多の中で、何はともあれまずはこの6冊の名著から(随時更新)

統計学の名著6冊 + 問題集

専門家でもないのに思いっきり地雷を踏み抜きますが、最近の統計学は本当にマーケティング過多ですね。MITのコースの為に、OAZOの中で1hくらい統計の本を物色しましたが、やはり名著はそんなに頻繁には出ないんだなという普通の結論になり、1冊も買わずに既に持っているものの復習だなという結論になりました。
 
時代の流れに打ち勝てる名著は価値は変わらないですね。ここにあげた以上の内容ということになると、個々人の業務上の必要に応じた範囲に特化した本であるとか、論文になるかと思います。

過去記事
Statistics and Data Science from MIT will start soon
http://touya-fujitani.blogspot.com/2018/08/statistics-and-data-science-from-mit.html?view=flipcard

統計入門書

  • キーポイント確率・統計
    https://amzn.to/2C6BfyB
    このblogでは度々取り上げていますが、キーポイントシリーズは本当に素晴らしいシリーズです。なぜかというと、基礎領域を対象とする知識体系の基本構造を最小の情報量で記載してくれています。端的にいうと、とても薄いです。この薄さ(=情報量)だったら完全に頭にいれることが出来ます。似たシリーズに東京大学工学教程がありますが、こちらもとてもおすすめです

top engineerの同僚が持っていて知ったのですが、これはすごく良いです。高校の最も良質な問題集の大学版みたいなアプローチを取っています。筆者の高い理解度がそのままま本の内容に反映されているみたいな本です。ゼロから非常に深いところまで解説してくれています。こういうのあったな〜〜ってやつです。また重要定理の証明を問題として大量に掲載しており、これは非常に重要です
「単に証明を記載する」ということと
問題の中に定理の証明を組み込んで、問題を解いていく中で定理の証明も同時に学習出来る
というのは大きな違いで、後者は非常に貢献性が高いです。理三に入るような奴とかこの手の本を完璧にしていること多かったなーとか思い出しました。社会人になったいまでも誰しもが羨むtop engineerとかそういった層こそ、こういう本を完璧にしているところを見かけたりするわけです。キーポイントを読んだ後の1冊として非常にお薦めです。

  • 基本統計学
    https://amzn.to/2PVgtEY
    この本は名著中の名著なのですが、知名度が低いですね。本投稿で一番推したいのはこの本です。やはり「本来こういう本がもっと売れるべき」というのがありますし、そもそも「みんな変な本ばかり買って損してない!?」と思ってしまうからです。もう説明の仕方からして、他の「オススメデキナイ、、、」とは完全に一線を画しています。統計という領域で、ロングセラーになるのは強烈な理由があるのです。この圧倒的に高い「説明の質」は稀有です。


  • 確率と統計 - 情報学への架橋 -
    https://amzn.to/3O3yEoU
    この本もあまり知名度がない様に思うのですが、とても読者貢献性の高い名著です。説明が分かりやすく、そして定義が分かりやすい本です。定義の仕方が素晴らしいというのは名著には欠かせない特徴の一つですが、その点において突出しています。カルバックライブラー情報量が、そもそも何で、何に使われるのかといった根幹の説明を非常に高い質で行ってくれています。何冊も統計の本を読んだけれど、何を言っているのかいまいち腹落ちしないという方は本書を一読してみると良いかもしれません

  • データ分析に必須の知識・考え方 統計学入門 仮説検定から統計モデリングまで
     https://amzn.to/3sl8J2R
    新刊はチェックする様にしているのですが、久しぶりに基礎領域で名著が出た様に思います。説明と仕方と図解の双方がとても骨太・丁寧かつ分かりやすいです。


  •  

ベイス統計・統計モデリング

RCT(個別トピック)

  • データ分析の力 因果関係に迫る思考法
    https://amzn.to/2oreFqD
    新星としてに現われた名著です。これが1,000円以下というのはやはり凄いです。新書はこういう「たまに現れる名著」だけ相手にするのが吉ですね。


統計の問題集

MITのDSコースで "People can grow only by solving problems."というフレーズが出てきます。ぼくはこれが非常に好きです。英語もそうですが、統計はさらに"問題を実際に解くこと以外には大きな成長はありません"。数学って語学みたいなところがあるので、毎日訓練しないと伸びません。それと同時に、ABC予想の証明みたいな宇宙人がやる領域を除けば、正しい方法で毎日訓練すれば必ず伸びます。ここが救いがあるところですね。
 
以上の本のレベルを越えたら

  • 新装改訂版 現代数理統計学
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    日本の統計の第一人者の竹村先生が書かれた名著中の名著です。長らく絶版に近い状態だったのですが、新装版が出てくれました。ここまで良質に語り尽くしてくれる教材って他のものはMITのものしか思いつきません。名著です



  • 現代数理統計学の基礎
    https://amzn.to/3r342rM
    統計検定1級対策にはベストの1冊だけど、数理統計学のテキストとしてはね、、みたいなよく分からないディスられ方をすることで有名。普通に優れた数理統計学のテキストだと思う。MITの準備の為の本として購入 現代数理統計学の基礎
 
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2021年の年間総合はてなブログランキングでトップ取っちゃったんだけれど、凄くないだろうかこれ

なんとこのblogの記事が2021年の年間総合はてなブログランキングでトップを取得してしまいました。

 

blog.hatenablog.com

f:id:touya_hujitani:20211230114817p:plain

読んでくださった皆様に感謝です。年末年始はやはりblogを書こうかな

社会人の勉強の最大の問題点

社会人の勉強の最大の問題点、それは「問題を解くという行為」が少な過ぎる点です。

 

高校生が自分で教科書と問題集を解きまくって東大に受かるというのは普通に出来ます。ただ、「教科書だけ」で東大に受かれとなると話は別です。流石にその水準は完全に天才レベルだと言わざるを得ません。それにも関わらず、社会人の学習には「問題を解く」という行為が少なすぎるのです。資格試験では問題を解きますが、専門書を読む「のみ」というパターンが多いのです。多いのですというか、何故か社会人学習だけが、読む「だけ」で何かを習得するという無理ゲーに知らない間になっているのです(これ皆すっごい損していると思っているんだけれど、どうだろうか)。余談ですが、なのでぼくはNetflixを延々と見て英語を勉強するみたいな方法論は望ましくないと思っています。

 

英語学習 - Netflixを延々と見るのではなく。あるいは最も楽しい学習方法
http://touya-fujitani.blogspot.com/2018/09/netflix.html?q=MIT

ぼくはMOOCSを非常に多用していますが、MOOCSはそこを解決してくれる点が素晴らしいです。例えばこのMITのData scienceのコースなどは「何度も解くに値する問題」を大量に提供してくれます。

Statistics and Data Science from MIT - Probability - The Science of Uncertainty and Data (10/)

http://touya-fujitani.blogspot.com/2018/12/statistics-and-data-science-from-mit.html?q=MIT

 

日本だと大学受験の問題集とかって名著の宝庫なのですが、大学課程から結構怪しくなってしまい社会人学習だと結構壊滅状態なんじゃないかと思います。何千万ものコストをかけてMBAに行くような時代でもありません。

 

日本の終身雇用も崩壊が宣言され、個人がキャリアをつくっていく時代になった今MOOCSはこれからどんどん伸びそうです。MOOCSを使いこなすスキル自体も重要なので善は急げです。

 

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簿記 - それは馬鹿にする誰もが甚大な損をするサブスキルの大臣 (6/) - 簿記の決定板の教科書が出た

簿記の勉強は人気がない

ファームからtech companyに転職して早1年以上経過し、テクノロジーにどっぷりはまりつつも担当する業務はほとんどStratgy workです。それと同時に指導をする後輩の人数が増えています。そんな中で、会計を勉強してくれない後輩に困っています。れ本当に困ってます。投資銀行は入社前に頑張って簿記2級取るみたいだよ!とかカッコイイ風に言ってみてもダメです。これ最近の困り事項です。

やっぱり簿記の勉強は人気がないなあと再確認するわけなんですが、ビジネスの基礎中の基礎なので困っています。特に知識量と練習量が効いてくる領域なので、根幹の部分を早い段階で固めてその上に諸々が乗ってくるステータスになって欲しいんですね。が、そもそも簿記は馬鹿にされやすい領域なのことに加えて、他に魅力的な学習対象が山の様にあるので気持ちはわかります。が、同時に必要です

ついに出た様に思う簿記の決定版の教科書

そんな中でこれはちょっと決定版なんじゃないかという簿記の教科書がついに出た様に思います

CPA会計学院のいちばんわかる日商簿記3級の教科書
https://amzn.to/2LNYHX5

これは凄くいいです。簿記の構造が頭にスッキリ入ってきます。基礎領域でこれをするのは難しいはずです。恐らくは、若干強め過ぎるくらいの抽象化をして、読者の理解を促進することに特化しています。ちょっと関正夫さんの英語の参考書の書き方に似ています。"勘所"を簡潔にまとめた上で、新しい定義で説明しているんですね。


参考記事
関正生さんの英語の説明はなぜわかりやすいか
https://note.com/touya_fujitani/n/nac67d11d27eb

 

定義を中心に少し内容を紹介してみます

BS、PLの主要項目の定義

 

純資産の定義

一般的には「資産と負債の差額」とされることが多いかと思いますが、「資金の調達源泉のうち返済義務のない金額」としています。これが何に有用かということ、負債の定義を「資金の調達源泉のうち返済義務のある金額」と出来るので、BSの貸方について資金の調達源泉(返済義務有り/無し)の2パターンで綺麗に切れてるのですね。ちょっとしたことの様で、これだけでとても分かりやすくなります

 

繰越利益剰余金の定義

繰越利益剰余金は「会社が稼いだ金額」と言い切っています。若干大丈夫かと思わないでもないですが、やはり理解促進の為に強めの抽象化をしてるのですね

 

収益・費用の定義

繰越剰余金にフォーカスした定義をしていて、収益は繰越利益剰余金の増加要因のことで、費用とは減少要因のこととしています。まとめると下記の通りです

収益: 繰越利益剰余金の増加要因 
費用:繰越利益剰余金の減少要因
当期純利益:当期の儲け(繰越利益剰余金の増加額)

これも一般的には純資産の部の増減要因として語られることが多い様に思うのですが、確かに繰越剰余金で定義した方が分かりやすいです。BSの説明からのPLの必要性の説明のフローも流れが綺麗です

1.貸借対照表の繰越利益剰余金の増減額が当期純利益となる。
2.貸借対照表だけでは、繰越利益剰余金の増減要因が不明である。
        →故に損益計算書が必要

 

試算表のポイント

一応本書上の定義もおさえておくと、「試算表は、総勘定元帳の各勘定の金額を集計した一覧表」というもので極めて普通のものでした。ただやっぱり勘所をおさえてるなと思うのは、下記の表です

 



試算表の勘定科目の順番が、"資産→負債→資本→収益→費用"になってるのって確かにルールというわけではないので教科書には書きづらいのですが、ほとんどのケースでこうなってるので説明したあげた方が特に初心者の読者への貢献性は高い様に思います。こういったちょっと気の利いたことの積み重ねで良書は出来上がりますね。
"勘所"を簡潔にまとめた上で、新しい定義で説明する、ってなんとなく流行りそうなアプローチです。次は統計領域で期待です。
 
時頭の良さは本当に申し分ない後輩達にはサクッと簿記は身に付けてしまって、目の前のビジネス取引がいつでも脳内で仕訳変換出来るであるとか、ビジジネスイシューの会計上の取り扱いが出来る様な状態になって欲しいと思う次第です
 

企業戦略論 Jay B Barney - 現場の実務家への最良の戦略書 (2/X)

引き続きBarney3部作を紹介します。実務家の戦略スキル構築への貢献性が非常に高いなと再確認している本です

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Barney3部作
企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続
https://amzn.to/33OAjdt

企業戦略論【中】事業戦略編 競争優位の構築と持続
https://amzn.to/3gcGz3E

企業戦略論【下】全社戦略編 競争優位の構築と持続
https://amzn.to/37BOHHg
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前回記事の続きを書きます 

企業戦略論 Jay B Barney - 現場の実務家への最良の戦略書 (1/X)
http://touya-fujitani.blogspot.com/2020/12/strategy.html


競争優位戦略の定義は下記の様なものでした
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競争優位をもたらす戦略:外部環境における脅威を無力化し、外部環境における機会と自社の強みを活用すると同時に、自社の組織が持つ弱みを回避もしくは克服できる戦略
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この通りにやれば競争優位がもたらされる、、というほど単純な話だったらいいのですが、当然そうではありません。ここで気になるのは、脅威の無力化ってどうやるの?、どうやって外部環境の機会に自社の強みを活用するの?、自社の弱みはどう回避・克服するの?という至極真っ当な問いですね。競争優位をもたらす戦略は"3つの問い"から構成されているのです。

まずは"脅威の無力化"からです。本書は本当に言葉の定義が良いので一つ一つ丁寧におさえていく価値が高いです。そもそも脅威とはなんでしょうか

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外部環境における脅威:その企業の外部に存在し、その企業のパフォーマンスを押し下げようとするすべての個人、グループ、組織
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具体的には、脅威とはPorterの5forceの各要素を指します。余談ですが、前回記事にも書いた通り本書は戦略領域を網羅的に扱っていて、Barneyの理論だけを扱っているわけではないのです
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5つの脅威

  1. 新規参入の脅威
  2. 競合の脅威
  3. 代替品の脅威
  4. 供給者の脅威
  5. 購入者(顧客)の脅威

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5つの脅威自体はそれほど目新しいものではないと思いますが、1点見過ごされがちな点を補足しておくと、購入者(顧客)は大事な顧客であると同時に「
自社の収益を下げようとする存在」でもあるということです。お客様は神様ですと言ったりしますが、それだけだとビジネスは成り立たないのです。どちらかというと、企業側も優良顧客であるかどうかという目線で顧客のことは見るべきで、実態としては企業と顧客は互いに助け合うべき対等な関係なのです


脅威の
定義が分かり明確になったところで、次は「いかに脅威を無力化するか」ということですね。脅威の無力化には参入障壁を構築するのが基本手法です。業界への参入障壁を構築することをまず初手として考えます

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業界への参入障壁
  1. 規模の経済
  2. 製品差別化
  3. 規模に無関係なコスト優位性
  4. 意図的抑止
  5. 政府による参入規制
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困ったことにこの業界への参入障壁の構築は、どうしても大企業・機関でなければ出来ないことの様に思えてしまいますね。ですが、企業規模とは無関係の参入障壁もあるのです。超優中小企業というのは、大抵のケースに置いてこのどれかの障壁を持っており、消耗しかしない競争から自由という特徴があります

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規模と無関係のコスト優位の源泉
  1. 自社独自の占有技術
  2. ノウハウ
  3. 原材料への有利なアクセス
  4. 有利な地理的ロケーション
  5. 学習曲線によるコスト優位
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さて、競争優位をもたらす戦略の「外部環境における脅威を無力化し〜」のところまできました。次は「外部環境における機会と自社の強みを活用する」のパートです。そもそも外部環境における機会というのはどの様なものがあるのでしょうか。業界構造ごとに機会がまとめられています

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業界構造 → 様々な機会
  1. 市場分散型業界 → 集約・統合 (新しい規模の経済を発見、所有構造を転換)
  2. 新興業界 → 先行者優位 (技術的リーダーシップ、戦略的に価値のある資源の先制確保、顧客のスイッチングコストの確立)
  3. 成熟業界 → 製品改良・サービス品質への投資・プロセス革新
  4. 衰退業界 → リーダーシップ戦略・ニッチ戦略・収穫戦略・撤退戦略
  5. 国際業界 → マルチナショナルな機会・グローバルな機会・トランスナショナルな機会
  6. ネットワーク型業界 → 先行者優位と勝者総取り戦略
  7. 超競争業界 → 柔軟性・先制破壊
  8. コアなし業界 → 談合・政府規制・高度な製品差別化・需要マネジメント
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機会が分かったところで、自社の強みとはなんなのでしょうか。Barneyの論において自社の強みを考える際に重要な概念が2つあります。経営資源の異質性と経営資源の固着性です。それぞれ定義を抑えておきます
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経営資源の異質性の前提:企業は生産資源の集合体であり、個別企業ごとにそれらの生産資源は異なっている

経営資源の固着性の前提経営資源の中にはその複製コストが非常に大きかったり、その供給が非弾力的なものがある
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後々のVRIOフレームワークによって具体的なアクションを検討する際の前提条件となるので、この2つの概念を理解しておくことはとても重要です。
 
そもそも経営資源というのはどんなものがあるのでしょうか
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経営資源の種類
  1. 財務資本
  2. 物的資本
  3. 人的資本
  4. 組織資本
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そして結局の所、何をするのかということを決めるのが戦略の最も重要な点です。というのは、なんらかの結果(キャッシュフロー)をもたらすのは必ずなんらかのアクションだからです。それではアクションについては、どの様に決定していけば良いのでしょうか。以下の問いをもって捉えていくとされています
 
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VRIOフレームワークが定める企業が従事する活動に関して発すべき4つの問い
  1. Value:経済価値に関する問い
  2. Rarity:希少性に関する問い
  3. Inimitability:模倣困難性に関する問い
  4. Organization:組織に関する問い
--
この問いは非常に重要です。とかく無策な状態でアクションを構築するとValueしかもたらさないアクションになりがちです。本来はValueがあると経済価値があるはずなので、収益性を期待してしまうのですが、現実としては希少性と模倣困難性がなければ価格競争に陥りますし、それらを届ける組織が成り立っていなければ高収益な状態は維持出来ないのです。

いよいよ残すは、競争優位をもたらす戦略の最後の「自社の組織が持つ弱みを回避もしくは克服できる」のパートなのですが、長くなってきたのでまた続きを書きます。重要な定義なので、もう一度競争優位をもたらす戦略の定義について確認しておきます

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競争優位をもたらす戦略:外部環境における脅威を無力化し、外部環境における機会と自社の強みを活用すると同時に、自社の組織が持つ弱みを回避もしくは克服できる戦略
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ところで、大事な定義をもう一度確認します。そもそもの競争優位の定義です
--
競争優位:企業の行動が業界や市場で経済価値を創出し、かつ同様の行動を取っている競合企業がほとんど存在しない
--


競争優位の状態にある際には、同様の行動を取っている競合はいないのです。ここが非常に重要です。ここが担保されていないと、「一見すると勝者の様でいて、そもそも勝者が存在しない競争で単に疲弊しているだけの存在」が生まれます。それは避けなければいけません。これは本当に重要な点です。皆んなで同じ様な行動を取って、その行動の優劣で競争に勝っている状態は競争優位ではなく、競争均衡の状態です。この2つはまったく異なるものです。そして超高収益かつ離職率が低いなどの本当の意味での優良企業は、一見競争均衡の様に見えても、大抵は競争優位の状態にあります。

ここで書いた様なサブスキルとしての戦略スキルを構築することを模索していこうと思っています。ゼロベースとか、地頭力とか流行り過ぎて、そもそも必須知識をちゃんと学習することが言われません。というか、そもそも何が必須知識なのかもあまり認知されていない様に思います
参考記事
誰もが戦略業務をやらばければならない時代に -3000年の叡智を学べる 戦略図鑑 (1/2)


それと同時にいまやCS領域となった戦略の形もつくらなければなりません

 

でもって、以上のことの「情報量に最小にする」というのがここしばらくやりたいと考えていることです。なんでかって、現職のテクノロジー企業の部下にサブスキルとして覚えてもらう必要があるからです。その苦闘の記録を書いているのがこの連載です。しかし、やることいっぱいありますね。
 
 
--関連記事:安宅和人さんのData Scienceの授業

 

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