Digital, digital and digital

デジタルについてトッププロファーム勤務の藤谷が書き綴ります。

プロフェッショナル - 英語プレゼンの準備

最近の業務では絶対に失敗できない英語プレゼンの数がとんでもなく増えている。これ失敗したら普通に終わりなんじゃないかなみたいなプレゼンが週3くらいで降ってくる。買収した海外の子会社のマネジメント向けのクライアント代理でのプレゼンのケースが一番多い。

やっぱりまだまだマネジメント向けに英語できっちりプレゼンしてくれるって日本のマーケットだとクライアントから喜ばれるので、スキル投資対効果の高い領域だと思う。

絶対失敗できない場合は、大体こう言う準備をする

0. そもそも価値(他者貢献性の高さ)のある人間になる
1.プレゼンの価値は準備で9割の価値が決まるとか言うけど、まったくの間違いで。プレゼンの価値は話者の価値でほとんど全ての価値が決まる。

1. プレゼン
そもそもプレゼン自体はそれほど難しくない。Scriptをつくってしまえばいいからだ。Scriptを丸読みだと伝わらないみたいな意見はまったくの勘違いで、精緻なScriptをつくる過程で自身理解も深まるし、Scriptをきっちりつくるのは昔からとてもいい準備。プレゼン準備自体は次のようになされる。

 1. そもそも内容の情報構造をつくる
 2. 英語の会話構造に落とし込む
 ・利益の陳述の作成
 ・全体像の開示
 ここで書いたようなこと
 英語学習 - Speakingという最後の難関を越える (会話の情報構造)
 https://touya-fujitani.blogspot.com/2018/07/speaking.html
 3. 資料を予備校講師の様に説明する準備をする

  • やっぱり「一番分かりやすい説明」って、トップ予備校講師の説明だと思ってしまう。価値がある説明ではなくて、「一番分かりやすい説明」だと予備校講師の説明だと思う。これ何でかって、もう「何万もの(現時点ではあまり賢くない)生徒に、長年説明し続けるという、圧倒的な物量」と「経済的報酬」の大きさ。斜陽産業と言われるけどこの産業の「説明スキル」は凄い。最近だとやはり関正夫さんなんだろうか。苑田 尚之さんもやはり凄い。予備校講師というと世間はバカにするけど、トップファームのパートナーより全くもって高給なんである。

 


2. 質疑応答
一番難しいのは間違いなく質疑応答。そもそもぼくらプロフェッショナルは質疑応答で馬鹿かそうでないかを判断される。

回答の仕方として正しいのは「相手が質問で聞いてきた情報を答えるのではなく、質問を回答することにより相手の目的を満たす回答をする」ということで、ここの差は、「”ただ情報を伝えることと”価値を提供すること”」の差なのでとんでもなくでかい。相手のニーズをビジネスレベルから担当者レベルまで把握しているから出来る。これは日常の会話レベルでもまったく同じ。

例えば、ホテルでのこんな会話(ハイエンドクラスの場合だけれど)
僕「すみません、1hだけPCの電源を繋げることが出来るような場所はありますでしょうか」
テルマン「電話会議をなさるようでしたら、〜〜(場所)を手配しますが」
これはぼくの身なりなり、雰囲気なり、鞄なりをみて判断して、質問目的を理解しているからこういう切り返しが出来る。こういう切り返しをするということ

なので準備としては下記
1.想定質問の回答をつくるというよりは、相手のニーズをビジネスレベルから担当者レベルまで理解・把握しきる。そうすると想定質問とその回答は自然と見えてくる。逆に想定質問の回答を大量につくりだす、みたいなアプローチだとここには辿り着かない。

3.最後のTips
相手に伝わりやすい表現と英単語というものがはやはりある。表現の方はもう星の数ほど出ているけど、英単語はそうでもない。ここでもウィリアム.A.ヴァンスがいい本を出している。なぜ彼は日本でそんな売れないのかな。マーケティング頑張らないからかな。そこが好感持てるけど。





ここまで書いて思ったけど、学会発表とそれほど変わらないかもしれない。

ロジカルシンキング・ライティングの為の3冊

就活生や社会人がロジカルシンキングを学ぼうとした際に、多分この本を買うことが多いと思います。

ロジカルシンキング
https://amzn.to/2zO2tpq


この本自体は良著ですが、決定的な弱点があります。それは読み終わった方があんまり論理的にならないことが多いことです。たまにこれを読んだだけでってケースがありますけど、それは数学なり、CSなり他の領域で論理的なトレーニングをじっくり積んでいてそこにフォーマットが載ったからということが多いです。

なので大学生が就職活動の為にロジカルシンキングを獲得しようとしたら、名門体育会とかいい研究室に入っているのでもない限りは、結構な期間をとって毎日ちょっとずつ練習する必要があります。

やはり、前提とすべきは「自分でウンウン唸って考えるというプロセスを経ないと、物事は身につかない」ということです。巷で出回っているロジカルシンキング系の問題点は大抵はそこです。

だからこういう本が出たんですね。

ロジカル・シンキング練習帳―論理的な考え方と書き方の基本を学ぶ51問
https://amzn.to/34hp0cr


この本も別に悪い本ではないのですが、ビジネスメールでというのがなんだかよくわかりません(使う場面が多いのはわかりますが)。

要は、「良質な練習問題を提供してくれる本に取り組む」というのが大事なわけです。しかも結構時間がかかるということになります。そう言った意味で有効なのはこの3冊です。

  1. 論理トレーニング101題 - 野矢茂樹
    https://amzn.to/2CMDDtL
    最初の一冊はまずこれだと思います。野矢茂樹さんは御本人がそもそも有名ですね。東大での授業も凄く人気があります(過去)。ロジックの基本要素が網羅されています。個人的にはMECEがどうとかよりも、こういう基本要素に習熟している方が上質なロジックが展開出来ると思います。ほらほらMECEでしょ!MECEになってるでしょ!みたいなのはあんまり好きになれません。
  2. 大人のための国語ゼミ - 野矢茂樹
    https://amzn.to/2CM4tlG
    論理トレーニング101題を終えた後の話ですけれど、この本も非常に良書です。こちらの本はライティングにフォーカスしています。個人的には、スライドの文章や議事録が真っ赤になって返ってきたりする新人のコンサルタントに最適です。(メッセージを頂いたのですが、某グローバルファームの看板部署で指定図書になっているとのことです。)
  3. 東大入試に学ぶロジカルライティング - 吉岡 友治
    https://amzn.to/2J3wVQz
    こちらの本はあまり知名度はないように思いますが、良書です。こちらの本は「文章を読み解いた上で、考えたことを表現する」ことにフォーカスしています。こういう東大入試問題を社会人学習向けにした本って結構ありますけど、大抵悪書が多い中で本書は良書です。
ところで、この3冊には共通した欠点(の様なもの)があります。それは学習者の負荷が高いというところです。が、やたらと大量に出版されるサラッと読める本を何十冊も読んでも、物事は身につきません。「近道な様で最も遠回りな道」を選ぶよりも、良書とじっくり向き合った方が結局はどこかに辿り着けます。毎回話題になっては消えていくビジネス本を読んで時間とコストを浪費することもないわけです。
 
しかしここまで書いて思いましたが、本当コンサルタントの方が書いたロジカルシンキングの本で推薦したくなる本ってありませんね(悲)。

あるいはコンサルファームへの内定率を劇的に向上させ得る方法 (就職活動) - 冨山和彦さんの本

冨山 和彦さんと言えば泣く子も黙る企業再生のプロですね。ぼくはあまり後ろ向きな話が苦手かつテクノロジーが絡むことがあまりないので再生案件には関わりが薄いですが、再生案件にはコンサルティングのすべてが詰まっているというのは同意出来ます。
そんな冨山さんが出されていた本を一気に読んでみました。お勧め順ですが、下記の通りです。

1.IGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)
https://amzn.to/2vSHTlw

2.IGPI流 ビジネスプランニングのリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)
https://amzn.to/2M3F8Zu

3.IGPI流 セルフマネジメントのリアル・ノウハウ
https://amzn.to/2AWVP3S

4. 挫折力―一流になれる50の思考・行動術 (PHPビジネス新書)
https://amzn.to/2OWFyyz

ぼくは古典的な名著と言われるものも含めてビジネス書というものがあまり好きではありません。理由は単純であまり有益だと思えないからです。英単語帳5冊を毎日読んでいるAさんと「こうすれば英語が出来る!」系5冊を毎日読んでいるBさんでは前者の方が英語が出来るようになりそうです。

ところがなんでこの本がいいかと思ったかというと、就活に役立ちそうだなと思った次第です。特にIGPI流 経営分析のリアル・ノウハウ (PHPビジネス新書)の方は、現場の方が読むと、ああこういう会話するよねと感じるんじゃないでしょうか。冨山さん程の方が御自分で書かれたとは思えませんが、ひょっとしたらインタビュー形式で書いたライターの方が物凄く優秀だったのかもしれません。一般的な経営分析の本を読んだ上で、ここに書いてあるようなことをしっかりイマジネーションを持って読み込むことが出来ると、ファーム面接での受けが俄然よくなるかも知れないと感じました。

Steve Jobs から学ぶ Bullet point - あるいは最高の情報整理

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メモの魔力が売れに売れていますね。会社がピンチの時に出版で露出を得るというのはUSJの復活の立役者の森岡さんが取った手法ですが、Showroomは復活するんでしょうか。
 
著者の前田さんが自己分析の時にノート術に覚醒めたとおっしゃっていましたが、ぼくはUBS証券時代に方法論を確立されたんじゃないかなと思っています。メモというか、Bullet point の話に聞こえます。代理店からファームに転職した際にちょっと驚いたのはこのBullet pointです。言ってしまえば、ただの箇条書きなのですが、15分で終わるような「会議とは言えない、ちょっと話すだけ」でも箇条書きを書いたりすることに驚きました。後、「ちょっとした作業」でも、箇条書きを書いたりする同僚がいます。前田さんも常にメモを取ることで有名ですが、そういう話を聞くとUBS時代に身に着けたスキルのような気がします。前田さんの魅力とマーケティング力で、メモの魔力ばかり注目されていますが、そういった意味での箇条書きを学ぶ良書はこれだと思います。あまり有名ではないみたいですが、ぼくらはマーケティング過多の出版業界の中でこういう良書を見つけていかないといけませんね。
 

超・箇条書き
https://amzn.to/2yOdUgH

 
ぼくも箇条書きは多用しますが、主な目的は4点です。
  1. 思考(情報処理)の範囲を絞る
    人間は一度に沢山のことを考えられないという普遍の定理があるので、これは常に重要な作業です。「とにかくここだけ考えればいい、という範囲まで情報を絞る」というのは重要です。
  2. 対象を抽象化する
    具体と抽象化を言ったり来たりすることで、思考は明確になっていきますね。
  3. 情報構造をつくる
    一番重要なのはこれですね。大抵箇条書きをしながら頭の中に構造をつくっていきます。余談ですが、これをパワーポイントでやるのは誰もが最初に陥る行ってはいけない道です。
  4. 復習に使う
    振り返りに使う上で、箇条書きレベルだと非常に復習がしやすいです。パワーポイントにされてしまうと頭が働きません。どちらかというと、箇条書きだけ見つめて頭の中で絵をイメージする方が頭は働きます。
ところで、たぶん一番有名な箇条書きの一つといえば、このSteve Jobが書いたappleの戦略の箇条書きでしょう。あのappleの戦略についても、この程度の箇条書きでカバーしきれてしまうというのはなかなか壮観です

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ジョブズが逝去1年前に幹部宛に送っていたAppleの戦略に関するメールの内容
https://gigazine.net/news/20161104-steve-jobs-email-apple-strategy/
(以下引用:https://gigazine.net/news/20161104-steve-jobs-email-apple-strategy/
1. 2011 Strategy – SJ
– who are we?
– headcount, average age, …
– VP count, senior promotions in last year
– percent new membership at this meeting
– what do we do?
– pie chart of units/product line and revenues/product line
– same charts with tablets + phones merged together
– Post PC era- Apple is the first company to get here
– Post PC products now 66% of our revenues
iPad outsold Mac within 6 months
– Post PC era = more mobile (smaller, thinner, lighter) + communications + apps + cloud services
– 2011: Holy War with Google
– all the ways we will compete with them
– primary reason for this Top 100 meeting
– you will hear about what we’re doing in each presentation
– 2011: Year of the Cloud
– we invented Digital Hub concept
– PC as hub for all your digital assets
– contacts, calendars, bookmarks, photos, music, videos
– digital hub (center of our universe) is moving from PC to cloud
– PC now just another client alongside iPhone, iPad, iPod touch, …
Apple is in danger of hanging on to old paradigm too long (innovator’s dilemma)
Google and Microsoft are further along on the technology, but haven’t quite figured it out yet
– tie all of our products together, so we further lock customers into our ecosystem
– 2015: new campus
(訳)
1.2011の戦略について – SJ (Steve Jobs)
・我々は誰なのか?
・従業員数、平均年齢、その他
・副社長の数、昨年度の人事状況
・今回の会議の新規参加者の割合
・これからやること
・モデル別台数とプロダクトラインごとの売上グラフ
・同上のグラフでタブレットと電話を合算したもの
・ポストPC時代:Appleが最初にその時代に突入する
・ポストPC商品が売上の66%をしめている
iPadMacの売上を6か月で超えた
・ポストPC時代=モバイル端末の増加(より小さく・薄く・軽く)+コミュニケーション+アプリ+クラウドサービス
・2011年はGoogleとの聖戦
Googleと戦うためのありとあらゆる方策
・この「Top 100」会議の根本的な意味
・それぞれのプレゼンテーションで語られる内容について
・2011年:クラウドの年
Appleが「デジタルハブ」の概念を発明した
・全てのデジタル資産のハブとしてのPC
・アドレス帳、カレンダー、ブックマーク、写真、ミュージック、ビデオ
・デジタルハブ(Appleの「宇宙」の中心)はPCからクラウドへ移行
・PCは今やiPhoneiPadiPod touchのクライアントとなる
Appleは古くからのパラダイムに長くしがみつきすぎる危険がある(イノベーターならではのジレンマ)
GoogleMicrosoftも長らくテクノロジーに関わっているが、まだ本質がなんたるかを理解していない
Appleの全製品をつなげ、ユーザーをAppleのエコシステムへと誘い入れて逃さないようにする
・2015年:新キャンパスの完成
2. State of the Company
– Peter & Tim
– FY2010 recap
– FY2011 plan
– where is our business
– geo analysis (NA, Euro, Japan, Asia, possibly break out china) (present on map)
– key milestones, trends & future goals
– comparisons with Google, Samsung, HTC, Motorola & RIM
2.会社の状態
・ピーター(・オッペンハイマー)とティム(・クック)から
・2010年度の総括
・2011年度の予定
・我々のビジネスの在り場所
・地域別分析(北米、ヨーロッパ、日本、アジア、おそらく中国では爆発的発展)(地図で示す)
・鍵となるマイルストーン、トレンド、将来のゴール設定
GoogleSamsung、HTC、Motorola、RIMとの比較
3. iPhone
– Joz & Bob
– 2011 Strategy:
– “plus” iPhone 4 with better antenna, processor, camera & software to stay ahead of competitors until mid 2012
– have LTE version in mid-2012
– create low cost iPhone model based on iPod touch to replace 3GS
– Business & competitive update
– show Droid and RIM ads
– Verizon iPhone
– schedule, marketing, …
iPhone 5 hardware
– H4 performance
– new antenna design, etc
– new camera
– schedule
– [CONFIDENTIAL]
– cost goal
– show model (and/or renderings)
– Jony
3.iPhone
・ジョズ(グレッグ・ジョズウィアック)とボブ(・マンズフィールド)から
・2011年の戦略:
・アンテナ、プロセッサ、カメラ、ソフトウェアを改良して競合製品を上回る「Plus」型のiPhoneを2012年半ばに発表
LTEを搭載した端末を2012年半ばに発表
・3GSに替わる、iPod touchをベースにした低価格版iPhoneの開発
・ビジネス状況と競合相手の現状確認
・Droid(Android?)とRIMの宣伝を視聴
ベライゾンからiPhoneを登場させる
・スケジュール確認、マーケティング戦略など
iPhone 5のハードウェアについて
・H4のパフォーマンス
・新型アンテナの設計、その他
・新型カメラ
・スケジュール
・(機密事項)
・費用の目標設定
・ショー用モデル(実物および/あるいはレンダリング)
・ジョニー(・アイブ)から
4. iPad – Bob, Jony, Dan Riccio, Michael Tchao ,Randy Ubillos, Xander Soren, Roger Rosner
– 2011 Strategy: ship iPad 2 with amazing hardware and software before our competitors even catch up with our current model
– Business & competitive update – Michael
– Apps, corporate adoption, …
– show Samsung, HP(?) anf iPad ads
– 2011 Product Roadmap
– Bob, Dan & Jony
iPad 2
– new ID, H4, UMTS + Verizon in one model, cameras, …
– EVT units & cases
HDMI dongle (use for projection of demos below?)
iPad 3
– display, H4T
– DEMOS:- PhotoBooth (Michael?)
iMovie (Randy)
GarageBand (Xander)
– text book authoring system (Roger)
– working display for iPad 3 (during break)
4.iPad:ボブ、ジョニー、ダン・リッキオマイケル・チャオ、ランディ・ユビロス、ザンダー・ソーレン、ロジャー・ロズナー
・2011年の戦略:驚異的なハードウェアとソフトウェアを搭載した「iPad 2」を、他社が初代iPadに追いつく前に登場させる
・ビジネス状況と競合相手の現状確認(マイケルから)
・アプリ、コーポレートアドプションなど
Samsung、HP(?)、anf (andの誤記?)、iPadの広告を比較
・2011年の製品ロードマップ
・ボブ、ダン、ジョニーから
iPad 2
・新ID、H4、UMTS(通信方式)とVerizonを一緒にしたモデル(Verizon対応モデル?)、カメラ、など
・UVTユニット、ケース
HDMIドングル(下記のデモンストレーションで使用?)
iPad 3
・ディスプレイ、H4T
・実演:PhotoBooth (マイケルから?)
iMovie(ランディから)
GarageBand(ザンダーから)
・教科書認証システム(ロジャーから)
iPad 3用ディスプレイの実物を提示 (休憩中に)
5. iOS – Scott, Joz
– Strategy: catch up to Android where we are behind (notifications, tethering, speech, …) and leapfrog them (Siri, …)
– Timeline of iOS releases from first until Telluride, including Verizon
– Jasper tent poles
– Durango tent poles (without MobileMe)
– Telluride tent poles (with “catch up” and “leapfrog” notations on each one)
– DEMOS:
– Jasper: AirPlay to AppleTV – video from iPad, photos from iPhone, ??
– Durango: ?? (without MobileMe features)
– Telluride: Siri, ?
5.iOS:スコット(・フォーストール?)、ジョズ
・戦略:Androidに対して遅れている部分でキャッチアップを行う(通知機能、テザリング、音声読み上げ)、そして大きく超える機能(Siriなど)
iOSのタイムライン:初版から最新型まで、Verizon対応版を含む
・Jasperのテントポール (開発目標?)
・Durangoのテントポール (開発目標?)
・Tullurideのテントポール(それぞれで追いつき、追い越すための注記)
・実演:
・Jasper:AirPlayを使ってiPadで動画、iPhoneで写真をApple TVへ送信
・Durango:??(MobileMe機能なしで)
・Telluride:Siri?
6. MobileMe – Cue, SJ, Roger Rosner
– Strategy: catch up to Google cloud services and leapfrog them (Photo Stream, cloud storage)
Android
– deeply integrates Google cloud services
– way ahead of Apple in cloud services for contacts, calendars, mail
– 2011
Apple’s year of the cloud
– tie all of our products together
– make Apple ecosystem even more sticky
– Free MobileMe for iPhone 4, iPad and new iPod touch
– Jasper – Sign up with Apple ID, Find My iPhone
– Durango
– Find My Friends, Calendar, Contacts, Bookmarks, Photo Stream
– April
iWork cloud storage
– Telluride
– cloud storage for third party apps
iOS backup
– new iDisk for Mac
Growth
– projected growth, cost/user
– plan to scale to 100 million users
– transition plan for paid members
– what about email?
– DEMOS:
– Find My Friends
– Calendar
– Photo Stream
iWork cloud storage (Roger Rosner)
6.MobileMe:キュー(エディ・キュー?)、ジョブズ、ロジャー・ロズナー
・戦略:Googleクラウドサービスに追いつき追い越す(フォトストリーム、クラウドストレージ)
Android
Googleクラウドサービスに深くインテグレート(統合)されている
・アドレス帳、カレンダー、メール機能に関してはAppleのはるか先を進んでいる
・2011年
Appleの「クラウドの年」
Appleの製品を全て結びつける
Appleのエコシステムをより引きのあるもの・抜けられないものにする
・無料のMobileMeサービスをiPhone 4iPad、新型iPod touchに提供
・Jasper:Apple IDでサインアップ、「iPhoneを探す」
・Durango
・「友達を探す」、カレンダー、アドレス帳、ブックマーク、フォトストリーム
・4月(April)
iWorkクラウドストレージ
・Telluride
サードパーティー向けクラウドストレージ
iOSバックアップ
Mac向け新iDisk
・成長
・製品の成長、コスト面/ユーザー面
・ユーザー1億人規模への拡大
・有償メンバーへの移行サービス
・Eメールについては?
・実演:
・「友達を探す」
・カレンダー
・フォトストリーム
iWorkクラウドストレージ(ロジャー・ロズナー)
7. Mac
– David Moody, Bob, Craig Federigi, Randy Ubilos & ?
– Hardware roadmap
– Lion plan
Mac App Store
– Final Cut Pro DEMO (Randy & ?)
7.Mac
・デヴィッド・ムーディー、クレイグ・フェデリギ、ランディ・ユビロス、その他?
・ハードウェアのロードマップ
・Lion (OS)のプラン
Mac向けApp Store
・Final Cut Proの実演(ランディほか?)
8. Apple TV 2- David Moody, Jeff Robbin
– Strategy: stay in the living room game and make a great “must have” accessory for iOS devices
– sales so far, projections for this holiday season
– add content:- NBC, CBS, Viacom, HBO, …
– TV subscription?
– where do we go from here?
– apps, browser, magic wand?
8.Apple TV 2:デヴィッド・ムーディー、ジェフ・ロビン
・戦略:リビングルームに据え置いて、ゲームやiOS端末にとって「必須」なアクセサリーにする
・これまでの販売実績、ホリデーシーズンに向けた販売予測
・広告コンテンツ:NBCCBSViacom、HBOなど
サブスクリプション制テレビ?
・この先どこへ進むのか?
・アプリ、ブラウザ、「魔法の杖」?
9. Stores Update – Eddy, Patrice
– Music
– Strategy: Leap even further ahead of Google in music
Beatles
iTunes in the cloud
App Store
– Strategy: Leap even further ahead of Google in discovering great new iOS apps
9.ソフトウェア更新:エディ・キュー、パトリース(?)
・ミュージック
・戦略:音楽でGoogleをはるかに上回る
ビートルズ
クラウドiTunes
App Store
・戦略:優れた新作iOSアプリを見つけられるGoogleよりはるかに優れたApp Store
10. iAds Update – Andy Miller
10.iAdsの最新状況:アンディ・ミラー
11. Retail Update – Ron Johnson
11.販売状況:ロン・ジョンソン
(引用終:https://gigazine.net/news/20161104-steve-jobs-email-apple-strategy/

Oxford Online Englishが無料の英語学習として非常に優れていた

英語は正統な訓練を積んだ経験豊富な教師から学習した方が効果的

youtubeに英語教えるみたいな動画は非常に多くあがっていていますが、個人の方が上げている様な動画はあまり薦められません。やはり「体系的なバックグランド」と「そもそも多くの方達に、厳しい環境で、教えた経験」の双方が揃っていていなければと思ってしまう。多分後者の方が個人youtuberの方は足りていない気がします。Berlitz講師歴○年とかはあまりイケてないと言わざるを得ません。世界中から学生が集まるトップ大学(といえば聞こえはいいですが、その荒波で)で、教えてきたという骨太の経験が欲しいところです。

そういった意味で、このOxford online Englishが非常に良かったです。

Oxford online English


https://www.youtube.com/user/oxfordonlineenglish


選んでいるトピックも実用的なものが多くて好感が持てます。トップ大学が高尚で役に立たないことを提供しているといった感はありません。本当に英語を必要としている学習者に、本当に役に立つことを提供しようという姿勢を感じます。

最近よく見返したりするのですが、学習方法も教えていて、それがとても効果的かつ地に足の着いたものが多くやはり学習者への貢献性が高いと思います。

学習にはフィードバックが必要不可欠

学習においては「フィードバック」が非常に重要です。 そしてそれは学習を提供する側も同様です。個人youtuberに僕が感じる疑問は、学習者からフィードバックがいっていない点です。個人youtuberが受けるフィードバックって、せいぜいそもそも無視されるとか酷いコメント書かれるぐらいじゃないでしょうか。グローバルトップの大学に集まってくる学生からガチのリアクションをされて、それが自分の昇進なり給与に響いてくる日々を送っているプロと比較するとやはりフィードバックの濃度が違います。当然その濃度は内容にも反映されるのです。

目についたトピックをいくつか紹介します。

1.How to Understand Native English Speakers - Improve English Listening
https://www.youtube.com/watch?v=dWm_E0a5_qk
リンキングをはじめとしたネイティブの英語聞き取りがなぜ難しいかを説明してくれています。

2.How to Understand Fast Speech in English - Improve English Comprehension
https://www.youtube.com/watch?v=JW9VDll7UVY
こちらも同様ですけが、Schawa Soundsに言及してますね。

3.English Job Interview Tips and Tricks - How to Answer Job Interview Questions in English
https://www.youtube.com/watch?v=nhTcuUvLGOE
Job interview向けのテクニックです。STARフレームとか紹介されてます。余談ですけれど、STARフレームってAmazonが提唱したフレームみたいに認知されかけてますけれど、昔からありますよね。

やはりキッチリした英語を身につけていきたいものです。しかしMOOCSもそうですけれど、youtubeも使い方ひとつでほんと人生に差が出そうですね。

関連記事
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世界で最も優れた 英語発音矯正アプリ - Elsa speak
http://touya-fujitani.blogspot.com/2019/10/elsa-speak.html?q=elsa
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日本のビジネスマンの大半が英語面接対策しなければならない日が来るかも (3/)

仮説についての質問への準備は現職のパフォーマンスアップにも繋がる

 

仮説に基づく質問とは何か

仮説に基づく質問とはなにかについてのgoogleの定義はこの通りでした。
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(以下、引用)
仮説に基づく質問: メールサービスを提供する業務を行なっている際、競合他社が、自社サービスに月額 5 ドルの課金を始めたとします。あなたは、その状況をどのように評価し、チームに何をするようにすすめますか?(フォローアップ: 推奨案を伝える前にどのような要因を考慮しますか?推奨案のメリットとデメリットは何ですか?それが今後も持続可能なモデルかどうか、どのようにして評価しますか?組織全体にはどのような影響があるでしょうか?)。
(引用終わり)
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仮説に基づく質問に答えられるようになることがなぜ重要か

仮説に基づく質問は以下の点から企業・候補者双方にとって有用です。
  1. 候補者からすると、そもそも応募ポジションに採用されたら必ず使用する思考フローが試される
    googleの紹介する質問からも明らかな様に、要は「どの瞬間でも使うであろう思考フロー」を問われています。そもそもオファーをもらった後に必須となる質問をされているのです。このプロダクト使ってクライアントのビジネスをどう成長させるか、どういったプロジェクト組成を行うのか、このプロダクト自体をどう成長させるか、などの通常の質問です。目の前の課題の捉え方、アプローチの設定・分析・評価、他者とのコミュケーション、プレゼンテーション、シミュレーション、等などといった「常に使う思考フロー」を問われています。ぼくが構造化インタビューって適切だなと思う点はここです。
    ちなみにファーム勢に対して重要なことは、コンサルティングファームの面接で出るようなケース面接とは性質が全く異なることです。なぜならば「専門知識が問われる」からです。この点を理解しておかないと、ファーム組は大コケする可能性があります(偶にコンサルファームの候補者には専門知識を問わない配慮に満ち溢れた「優しい」面接もあるにはありますが、それに賭けるのは博打過ぎます。超偏見を言いますが、ファーム勢が専門の業務知識を持っていないことをあげつらいたい面接官も世の中にはたくさんいるはずです、そして気持ちはよくわかります)
  2. 採用側からすると、候補者の応募ポジションにおける能力を図りやすい
    ケース面接がそうであるように採用側からすると相手の思考フローが丸分かりになります。しかも、面接官が普段自分で回している思考フローであることが多いので、余計に理解しやすいのです。

仮説に基づく質問への準備(時間配分)

  1. (そもそも業務知識を得る) 0%
    でも、これは面接が決まってからは遅いかも、、、、、、、、、。でも、ない場合はそもそも面接に呼ばれていないんじゃないかなあ。ぼくの場合は、最新トピックのことをさらっと抑えて、何を話そうかなーとイメージを構築してました。そしてまったく使いませんでした。
  2. まずは想定回答を「知識」として得る 10%
    知識は常に思考の素なのです。STARもそうなのですが、面接官は非常に多くの他の候補者に対応しているので、他の方の回答をある程度知っておくと面接官に理解のしやすいフォーマットで話せるようになります。
  3. 後はひたすらシミュレーションする、想定回答をつくる。紙に書き出す 60%
    面接対策というよりは、普通の学習としてアウトプットをつくるイメージです。コンサルタントの方ならスタッフの頃にマネージャーに対して諸々の紙なりアイデアを持っていくときの作業と同じです。
    個人的な経験としては、「面接の場では普段考えていることの質が最大に問われる」とホント思います。特に日本人ではない相手に、英語でってなると余計にそうですね。working memoryが大分食われてしまうからです。ちなみにこれはプロジェクトを売り込むときもまったく同じだと思う、、、。
  4. 時間をおいてから、紙に書いたものを評価指標にもとづいて自己レビューする 30%
    ここからが本番。ここの粘りが最終的な品質に繋がります。
しかしここまで書いて思いましたが、結局の所面接向けの準備って要は「チューニング」だけで、今更どうっていう地力の面もやっぱり大きいですね。「地力」×「構造化インタビュー向けの準備」で結果が出る感じでしょうか。ただ当然、「構造化インタビュー向けの準備」は要因としてデカイです。海外のgoogle受験組のあの圧倒的な準備ぶりを見るとホントそう思います

一般的な英語面接への対応法をOxford Englishが動画をあげてくれています。 English Job Interview Tips and Tricks - How to Answer Job Interview Questions in English
https://www.youtube.com/watch?v=nhTcuUvLGOE

次回以降で構造化インタビューの評価について書きます。

過去投稿
日本のビジネスマンの大半が英語面接対策しなければならない日が来るかも (2/)
https://touya-fujitani.blogspot.com/2019/05/Englishjobinterview2.html

英語学習 - ETSがTOEFLの対策講座をMOOCSで開設している(2/) / TOEFL® Test Preparation: The Insider’s Guide(2/)

ETS公式の無料TOEFL講座

 
ETSがTOEFLの対策講座をEdxで開設していましたので内容を見てみました。


TOEFL® Test Preparation: The Insider's Guide - edX
https://www.edx.org/course/toeflr-test-preparation-insiders-guide-etsx-toeflx-4


過去記事
英語学習 - ETSがTOEFLの対策講座をMOOCSで開設している
http://touya-fujitani.blogspot.com/2018/08/etsxtoeflmoocs-toefl-test-preparation.html

Speaking/Writingのパートを確認してみましたけど、やはりTOEFLの試験説明と練習が出来るようになっていると言うことですね。公式問題集のMOOCS版といったところでしょうか。


Speaking/Writingに関しては、学習用の参考URLが出ています。こういうのは大変助かります。MOOCS経由で良い論文を見つけられた時にも思いますけど、自分でやるととんでもなく時間がかかるので圧倒的に非効率です。
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(引用)

Resources (Speaking)
Here is a list of additional speaking resources. These resources offer information about spoken English and ways for you to practice speaking in English. The links will take you outside of the course and the edX platform.

Find a conversation partner for free, and chat using your preferred software (such as Skype®, WeChat® or Google® Hangouts):
· http://www.conversationexchange.com/(opens new window)
Practice your English and receive feedback from a community of speakers:
· https://www.reddit.com/r/JudgeMyAccent/(opens new window): Here you can post sound files of yourself speaking in English. Other users can listen to the sound files and provide feedback on your pronunciation and intonation. You can also comment on their speech.
Read about the features of spoken English:
· http://www.uefap.com/speaking/feature/complex.htm(opens new window)
· http://britishenglishcoach.com/5-things-you-should-know-about-spoken-english/(opens new window)
Work on your pronunciation:
· http://www.bbc.co.uk/learningenglish/english/features/pronunciation(opens new window)
· http://www.dictionary.com/(opens new window) or translate.google.com(opens new window)Access an online dictionary or translator that gives you the option to hear a speaker pronounce the words you look up. After you look up a word or phrase and listen to the pronunciation, you can then try to pronounce it just like the speaker.
Focus on the intonation patterns of native English speakers, as well as on their pronunciation of words, by listening to conversations at normal or slow speed:
· http://esl.culips.com/(opens new window)
Work on building your speaking confidence:
· https://www.reddit.com/r/PublicSpeaking/(opens new window): Here you can read tips for public speaking that are posted by users, including how to build confidence for speaking in front of a group. You can also post questions and receive answers, or comment on the questions of others.


Resources (Writing)
Here is a list of additional writing resources. These resources offer information about written English and ways for you to practice writing in English.
Explore these online handbooks and other resources on academic writing from universities in the USA, Canada, the UK and Australia. The links will take you outside of the course and the edX platform.
· https://writing.wisc.edu/Handbook/process.html(opens new windo
· http://writingcenter.fas.harvard.edu/pages/resources(opens new window)
· http://www.writing.utoronto.ca/advice(opens new window)
· http://writing2.richmond.edu/writing/wweb.html(opens new window)
·https://www.amherst.edu/academiclife/support/writingcenter/resourcesforwriters(opens new window)
· http://www.ucalgary.ca/ssc/resources/writing-support/445(opens new window)
· http://www.une.edu.au/current-students/resources/academic-skills/fact-sheets(opens new window) (Look at the fact sheets on writing and paragraph types.)
· http://www2.le.ac.uk/offices/ld/resources/writing/writing-resources(opens new window)
· https://owl.english.purdue.edu/owl/resource/679/01/(opens new window)
· https://owl.english.purdue.edu/owl/resource/678/01/(opens new window)
· https://kb.myport.ac.uk/Article/Index/12/4?relparticId=1091&relpname=Academic%20writing%20support&id=2072(opens new window)

Read short essays, then look for the questions at the end of each essay. Write responses to the questions. Try to incorporate some of the key words that were used in the essays in your responses:
· http://blogs.voanews.com/confessions/(opens new window)
Read short lessons, then apply what you learned by writing responses to a wide variety of tasks:
· https://www.englishclub.com/efl/category/writing-prompts/
(引用終わり)
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やっぱりMOOCSヘのトレンドの変化を感じざるを得ないです。というか、普通に有用なのでトレンドにあまりこだわらなくても良いですね。