Digital, digital and digital

デジタルについてトッププロファーム勤務の藤谷が書き綴ります。

Python - 学習対象の情報構造を最小量の情報量で脳内に構築する

初学者がPythonの学習をするニーズがホント高まっていると思う。

いいかげんなMOOCSも増えているけれど、本当はMITとStanfordとその他一部トップ大学とだけ向き合っていればいいのだ。
MOOCSを使いこなすというスキルそのものが今の時代では重要なスキル
http://touya-fujitani.blogspot.com/2018/06/moocs.html

が、そこはハードルは高いので、まずは学習対象の情報構造を最小量の情報量で脳内に構築することが望ましい。
要はこの2点だけまず「完璧」にして、その後はそれぞれの必要に応じて学習をすればいいんじゃないだろうか。


1.progate
https://prog-8.com/

2.Python tutorial
Progateは「ファーストバリアを取り除く」という点に特化している様にみえるので、流石にこれだけだと無理がある。そこでこの本。
入門 Python 3 の方じゃないのは、当然に「薄い」から。と、同時に最小の情報構造を担保しているから。

Pythonチュートリアル 第3版
https://amzn.to/2JVmm64


ただこういうアプローチを取る際には、「極限まで最小化した情報構造は本当に完璧にしている」ことが前提である。
本当に完璧とは、例えば全部暗記すること目的とはしてなかったけど、あまりに使い込み過ぎて全部暗記しちゃったとかそういうレベルである。

要は、センター世界史満点で話題になった、この画像みたいな状態になるということ。



progateだったら1周3hで回せるようになりましたというのがベンチマーク



3. Pythonではじめる機械学習 ―scikit-learnで学ぶ特徴量エンジニアリングと機械学習の基礎
 
なんだかんだ言って機械学習の活用目的で始める方も多いかと思いますが、この本が非常に良かったです。もう評価も確立しているみたいです。ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装が良質な基礎本として有名ですが、これも本当に良かったです。