戦略ファーム時代に読んだ700冊のまとめ *随時更新
戦略ファーム時代に読んだ700冊程度の本をまとめています*随時更新
I. 戦略
- 企業参謀
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当初、いまいち戦略というものが掴めきれず迷子になっていた時に「大前研一はこれだけ読め」と教わった本。大量に出ている他の大前本を読まなくて済むのが見過ごせない大きな価値 - 戦略サファリ 第2版
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経営戦略の本を読み漁るも、実プロジェクトの方が全くもって学びになるという普通の感想をもち、俯瞰での戦略論を求めるようになる。いやあ懐かしい - 企業戦略論【上】基本編 競争優位の構築と持続 Jay Barney
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任天堂の戦略の妙に気が付きはじめ、ベースか似通ったものはないだろうかと思うようになった時にJay Barneyにはまりはじめる - 経営戦略全史
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戦略論を俯瞰で見る本の最初の決定版。当時みんな買っていて、HBR読者が選ぶベスト経営書1位にもなっていた。後の『世界標準の経営理論』の元ネタなんじゃないかといつも思う - Strategic Management - Stanford Business
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有名所は読み尽くしてしまいニッチなところにいくようになる。CSもそうだけれど、Stanford BusinessのテキストはStanfordの方がいいそうだなーと感じることが多く、明確なキャラがある。スタンフォード・ビジネス・スクールの教授陣が構想に10年の歳月を注いだという売り文句 - 良い戦略、悪い戦略
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ファームでスタッフがもってくるもので、筋がいいものと悪いものが本当にクッキリ分かれ過ぎていて、後者の改善についていい感じに説明してくれてる本がないかと思っていた時に出会った本 - 事実に基づいた経営―なぜ「当たり前」ができないのか?
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ファームに入った当初に「お客さんに当たり前のことをさせることだけで僕はパートナーになったんだよ」と言われ、諸々探してズバリだった本。Jeffrey Pfefferは日本だと誤解されている - ザ・ファーストマイル イノベーションの不確実性をコントロールする
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新製品・サービス投入をクライアントに納得していただくというのは常に最高難易度の業務だった。いまでも変わらない - ホワイトスペース戦略 ビジネスモデルの<空白>をねらえ
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Blue oceacn戦略ばかり有名になりすぎなんじゃないかとよく思う。その結果としての盲点は色々生まれる。HBRのMck賞を受賞している名著
II. 思考法
- 論点思考
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先輩からコンサルタントには御立タイプと内田タイプがいて、お前は完全に後者だと言われる。以降、内田さんの本は必ず読むようになる - センスは知識からはじまる
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仮説設定や軸の切り方みたいなセンスの権化みたいに語られがちなこともこれ実は知識量 (と経験量)で決まるんじゃ、、、と思っていた時に巨匠が同意見でとても勇気づけられた - 岩田さん: 岩田聡はこんなことを話していた
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戦略コンサルタントの問題解決なんて本当に価値を生んでいるだろうか、じゃあ誰だったら?と思った時にいつも頭に浮かんでいたのが任天堂の岩田社長 - Deep Work: Rules for Focused Success in a Distracted World
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Digital detoxと言ってしまえばそれまでだけど、本書でそもそものinternet自体の付き合い方を見直すのは超オススメ。あとshut down ritualを設定するのもマスト - 思考・論理・分析 「正しく考え、正しく分かること」の理論と実践
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波頭さんの本の最初の1冊はこれだと思う。しかしこう書き出すとコンサル関連本ってまともなのは皆知名度が低いな。 - クリティカルシンキング 入門篇: あなたの思考をガイドする40の原則
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照屋華子さんの本やBarbara Mintoの本は本当に皆読んでいるけれど、完全に同列かそれ以上に重要なクリティカル・シンキングの本は読んでいないかことがとても多い - 荒木飛呂彦の漫画術
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どうみても天才に生まれついた様にしか見えない方も、極めて標準的な方法論と自分自身の方法論の構築を地道にやっていることに驚かされた本。才能についてあまり気にならなくなった - 謙虚なコンサルティング - クライアントにとって「本当の支援」とは何か
Edgar Henry Schein
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Edgar Scheinは日本では知名度があまりないように思うけど、組織文化変容の世界的第一人者。ちょっと意訳されている副題が本当に良い
III.ファイナンス
- 財務会計講義
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MA関連のアサインを希望することを決めて、さらに本格的に学習しようと重版を重ねている名著を学習するようになる - 管理会計〔第七版〕
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BDDやちょっとした企業分析のスキルを底上げする為の取り組みを始めるようになる。超ロングセラー本と定番本ばかり研究。この頃から誰も読まないと揶揄されがちなFDDレポートの価値にも気が付きはじめる - M&Aのグローバル実務〈第2版〉
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M&Aの本もメジャーどころは制覇しようということになり、超ロングセラー本はすべておさえるようになる。構造がスッキリしていて非常に読みやすく、初期の頃に出会えてラッキーだった - 企業価値評価 第6版
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言わずとしれた超定番ロングセラー。最初は手堅いなとしか思わなかったが、MAを数件こなした後になると、どんどん本書の強いメッセージが掴めるようになる。本書は最初の1冊にしないのが最大のポイント - 企業に何十億ドルものバリュエーションが付く理由 ──企業価値評価における定性分析と定量分析
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Startupの価値評価について良質かつ体系的な説明を探していた時に出会った本。これまた日本では有名ではないが、とても良本 - クルーグマン マクロ経済学
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(ぼくにとっては)退屈で仕方ないマクロ経済の勉強をどうしたものかと本当に困っていた時に出会った本。ノーベル賞学者が提供するアカデミックエンターテイメント(しかも入門)という売り文句が、自分の為に書かれたとしか思えなかった
- スタンダードテキスト管理会計
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一通りの有名所・定番本を読み尽くした後に、スタンダードテキストの価値はレイアウト含めた読みやすさとと情報がスッキリ記載されていることだと気がつく。この点が会計本だと、とても得難い - ANALYSIS FOR FINANCIAL MANAGEMENT
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HBS、MIT、他のTop MBAで使用される正統派かつ定番ファイナンスの教科書。はずせないポイントは、旧版だとAmazon中古でめちゃくちゃ安く買えること - 企業価値を創造する会計指標入門
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CFA・ファイナンスの方達と会計指標を肌感覚をもってゴリゴリ検討しなければならないときに、とても役にたった。戦略と会計指標の繋がりが綺麗でとにかく読みやすい - クルーグマン ミクロ経済学
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退屈で仕方ないミクロ経済の勉強に本当に困っていた時に出会った本。ノーベル賞学者が提供するアカデミックエンターテイメント(しかも入門)という売り文句が、自分の為に書かれたとしか思えなかった
- スタンダードテキスト財務会計論I基本論点編
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ファイナンスがわからないとやばいということに気がついて最初に買った1冊。懐かしい。代理店時代に簿記1級は取っていたので比較的スムーズに理解 - 金融経済学
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バックグラウンドが良くて、教育者としてもイケてる方が、金融資本市場をエコシステムとしてガッツリ真っ当に書いた本。東大出版の必読書の一つ - スタンダードテキスト財務会計論II応用論点編
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スタンダードテキストは、CPA試験対策として使われることが多いけれど、マニアック過ぎないレベルで絶妙に実務執行者に役に立つという貢献性が非常に高い - 新・ほんとうにわかる経営分析
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そもそも名著を執筆されている方だけど、高田 直芳さんの会計の本は万人にとって貢献性が高くて非常に好感が持てる - これならわかるキャッシュ・フロー計算書
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皆大好き・大嫌いなCF。やはり戦略コンサルでも最低でも一度は精算表を 用いて、間接法のCF計算を作成す るべき - これならわかる連結会計
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トップMBAでファイナンスを勉強しましたみたいな方よりも、JCPAで監査・FAS経験豊富という方の方が、この本に書いているようなことが完璧なのでMAの時は圧倒的に頼もしかった
- 【増補改訂】 財務3表一体理解法 (朝日新書)
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トップMBAでファイナンスを勉強しましたみたいな方よりも、JCPAで監査・FAS経験豊富という方の方が、この本に書いているようなことが完璧なのでMAの時は圧倒的に頼もしかった
IV.Computer Science
- Introduction to Algorithms (The MIT Press)
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CS をゼロからやり直そうと決心した時に最初に書い直した本。これ以降、ファーム業務に直接的な貢献性は低い学習とファーム激務の両立によって平均睡眠時間は4.5hが定常化してしまう
- Pythonによるデータ分析入門 第2版 ―NumPy、pandasを使ったデータ処理
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見た目のゴツさや厚さとは相反して、とてもスッキリして読みやすい。こういう領域の本は、著者の力量が情報構造としての読みやすさと直結することが多い
- 情報 第2版: 東京大学教養学部テキスト
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ファームの卒業を見据えて、CSの基礎の基礎からやり直す日々が本格化する。基礎的なものほど読み返した時に価値が出る - 世界標準MIT教科書 Python言語によるプログラミングイントロダクション 第2版:データサイエンスとアプリケーション
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一時期から戦略ファームでもプログラミングを勉強しなきゃ!と思う同僚が本当に増え、東大Python本が出る前は相談される度にまずはこの本とチュートリアルを進めていた - コンピュータネットワーク 第5版
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ファーム在籍の終盤の頃は、コンサルの語るテクノロジー論みたいなのには完全に興味をなくしており、保守本流のCS本を基礎の基礎からやりなおすことに完全に軸足を移していた - 退屈なことはPythonにやらせよう
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戦略ファームの仕事じゃないんじゃ、、みたいな単純作業をweb scrapingとかでパパッと目の前でやるとトップファームの人員が「おおー」となることが多く、ぼくは「これはまずい、」とよく思っていた
V. 数学
- 演習 統計学キャンパス・ゼミ
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MITの授業を受けていて、数学トレーニングを日常的に行う生活に切り替える必要を痛感した際に最初に買った本。マセマは日常的なトレーニングでベストだと思う - 世界標準MIT教科書 ストラング:線形代数イントロダクション
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ぼくみたいに「とにかく1から100まで説明仕切って欲しい、その力量を筆者がちゃんと持っていて欲しい」という読者には非常におすすめ。教え方が本当に工夫に溢れている - 統計学のための数学入門30講
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数学の日常トレーニングを開始した時に購入永田先生は「入門 統計解析法」、「多変量解析法入門」など極めて読者貢献性の高い本を執筆されている
VI. Digital
- Do or Die
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あのマネジメントにDigitalでちょっと面白いことを話してみてみたいな無茶振りをされたときにはrazorfishの本を読んでいた - Why Humans Matter More Than Ever (Digital Future of Management) (English Edition)
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MIT Slone Management ReviewはHBRに比べてプレゼンスが低すぎるけれど、Digital系人材はやはりたまに確認すべき - Platform Revolution: How Networked Markets Are Transforming the Economy and How to Make Them Work for You
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プラットフォーム系でDigitalの実務担当者にマニアック過ぎない温度感で貢献してくれる点ではGeoffrey G. Parkerが俄然オススメ - INSPIRED 熱狂させる製品を生み出すプロダクトマネジメント
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この本が出た頃にはコンサルタントでもtech firmのProduct mangerが持つような知識や経験をもつ必要があるランドスケープだった。実際グローバルだとPMへの転職も多い
VII. マーケティング
- Introduction to Algorithms (The MIT Press)
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ファイナンスがわからないとやばいということに気がついて最初に買った1冊。懐かしい。代理店時代に簿記1級は取っていたので比較的スムーズに理解
- T.レビット マーケティング論
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顧客志向マーケティング・価値創造の原点はTheodore Levittなはずなんだけれど、日本での知名度が感じられない。天下のHBSの名物教授なんである - データ・ドリブン・マーケティング―――最低限知っておくべき15の指標
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Jeff Bezosの愛読書かつアマゾン社員の教科書というパワーワード。内田さんが推薦している - たった一人の分析から事業は成長する 実践 顧客起点マーケティング
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西口さんはあの実績の割に知名度が低すぎるような。知っている方は西口さんの方法論に惚れ込んでいることが多い。露出も低いし、本を何冊も出さないのも素敵な感じ
VIII. パフォーマンス向上・学習法
- Rest - why you get more done when you work less
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戦略的に休むであるとか、休むことを技術として捉えて知識を増やして練習するようになるということについての方法論構築のきっかけになった本 - 超・自習法
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邦訳が残念だけれど、スタンダードな学習方法を網羅的に抑えている。記載されている原則方法を全部ちゃんと丁寧にやれているという方はあまりいないはず
IX. リーダーシップ
- 最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと
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部下のマネジメントに卓越する為にはこの1冊だけとにかく完全に理解しろと先輩から渡された本。ぼくもマネジメントになった部下にたぶん同じようなことを言う
X. ストレスケア
- マインドフルネスストレス低減法
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ストレスレベルが許容の限界を大幅に越える日々が長く続き、本格的な対策を立てはじめたときに先輩から教えてもらった名著
XI. Power point / Excel / Tips
- 説得できる図解表現200の鉄則 第2版
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ファームの仕事に馴れた頃に水野さんの本を読み。センスの権化みたいに語られる軸切り・チャート書きも実は知識量が重要なんじゃと思うようになり、知識そのものを増やす取り組みをするようになる - 超・箇条書き
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キラキラ完璧経歴の中途の方がまったくバリューを発揮出来ずに、新卒の年下上司から激詰めされるみたいな状況に陥っていた時によく勧めていた
XII. 英語
- Oxford Phrasal Verbs : For Learners of English
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自分のビジネス英会話に足りないのは"句動詞"だということに気が付き購入。当時は異常レベルの競争心だけに駆られており、激務の中1週間で1周回していた - 英語で明確に説明する 基礎編
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ファーム在籍の後期には、情報伝達でミリ単位の精度が求められるみたいな場面が本当に増えていて、表現の知識量の価値がとても上がっていた。たぶん一番辛かった時期の一つ - 翻訳の授業 東京大学最終講義
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山本先生の本はまずこの本を読んでから、自分に合うかどうかを確認する。合う方には多大な貢献性を発揮する。Rosemary Sutcliffかアーサー王が好きで仕方ない方はそれだけで合うかもしれない - 名訳を生み出す翻訳トレーニング
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山本先生の本はまず ”翻訳の授業 東京大学最終講義 ”を読んでから、自分に合うかどうかを確認する。合う方には多大な貢献性を発揮する
XIII. 心理学
- 心理学 東京大学出版会
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MBAホルダーで、クライアントにとてもいい形で寄り添う先輩は心理学のフレームを駆使していると気が付き、全体像の把握をはじめる。これまたとても実用的かつ読みやすい。東大出版会の新刊は注視するようになる
- Manage Your Time to Reduce Your Stress: A Handbook for the Overworked, Overscheduled, and Overwhelmed
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ゲーム全般では効果がないが、マリオ64はストレス軽減に繋がるという見解の元ネタ本の一つ。副題はもうコンサルで苦しんでる方の為のhandbookとしか思えない内容 - the power of ritual
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生き抜く為に自身の生活をとんでもないレベルでモデル化・最適化するというのを、まあどのファーム要員もやるわけだけれど。習慣化の力なくしてそれは完成しなく、最初の1冊の決定版 - ステレオタイプの科学
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ファーム内でいいレピュテーションがたった方は飛躍的に伸びるし、その逆もまた然りなのがあまりに極端なのを不思議に思っていた時に出会った本。ここの罠にはまってないかは一回考えるべき - 自己信頼
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ファーム立場があがり、責任に耐えかねていた時に難易度MAXのPJが重なり、究極的に追い詰めらた時に手にとった本。日本では有名ではないけど世界的な名著。劇薬なので平常時は読まないようにしている - マインドセット:「やればできる!」の研究
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極限状態ですら突き抜けることが出来る子と、そもそもすべて諦める前提になっていることにすら気がついていない子の差を考えていた時に出会った本 - やる気が上がる8つのスイッチ
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そもそもモチベーションの入り方が万人同じわけがないと思っていた時に出会った本。診断のタイプが楽しい。軽い邦題がついているが著者は大変に高名な学者の方 - 万能感とは何か
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ある方が一定期間に神憑りなパフォーマンスを発揮した後に、不祥事を起こしてそのまま退場という事象がファーム内外で乱発した時期があり。これは万能感がすべての原因なのではと思っていた時に出会った本 - insight
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一つの領域のプロフェッショナルに為るために当該領域を学習し続けるように、自身についても学び続ける必要がある。それが生死の別れ目ということが分かる本。大量の先行研究のデータを用いて、構造的に書かれているのが良い - 信頼はなぜ裏切られるのか
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ファーム内でのパートナーの諸々を見ていて、これをモデル化出来ないかとぼんやり思っていた時に出会った本
- 事実はなぜ人の意見を変えられないのか-説得力と影響力の科学
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ファクトベースの提案が出来るようになった後に、“客観的な事実や数字は他人の考えを変える武器にはならない” という視点で次のアクションを考える際に有益 - こころの免疫学
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コンサルタントにどうしてもついてまわる心の病について、「物理的なアプローチ」を取るとなると、運動・睡眠・腸内環境の整備が基本 - シャーデンフロイデ: 人の不幸を喜ぶ私たちの闇
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優れた人に出会った際に、その人から学ぼうとする人と嫉妬の沼に沈んでいく人の差はどこから生まれるだろうと思っていた時に出会った本
XIV. 法務
- 会社法 第2版 東京大学出版会
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Non-MBAであることにより法律に弱くて困る場面がMA業務で増え、早めに先手を打つ。アカデミック寄りに見えて非常にビジネス実務に使いやすく、そもそも東大出版会の本にはそういう本が多いことに気がつく
XV. その他・(まったくもって馬鹿に出来ない、してはいけない。したものの果ては鬱の一点のみの)気晴らし
- 天才たちの日課
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戦略コンサルタント万歳な思考様式なり、振る舞いの限界を感じていたところに出会った本。天才達の涙ぐましい地道な工夫やその真逆のダラけぶりに、方法論は実施者との相性抜きには語れないと思うようになる。読み物としても楽しい - アド・アストラ
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ファーム入った当初は染まりきっており、生活をなにもかも戦略で埋め尽くそうとマンガまでその手のものを読んでいた。ローマ帝国を震え上がらせた偉才ハンニバルの戦略が学べるという得難いマンガ。めちゃくちゃ面白い - 猫のお寺の知恩さん
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あまりにハイストレスな期間が長くなってしまった時に、自分自身をスローテンポにしてくれるようなマンガをよく読むようになった。有名じゃないみたいだけど、名作だと思う - [受験の叡智【受験戦略・勉強法の体系書】完全版 (YELL books) | 合格の天使
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激務の中で大学受験の、しかも医学部受験のボランティアをはじめた時に読み、大いに参考になった。いつの時代も理Ⅲ勢からの最新の受験テックがある - 僕と君の大切な話
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第44回講談社漫画賞少女漫画部門。有名漫画賞は、知らない名作を届ける役割をかなり果たしていると思う。激烈な日々の中だとこういう話が読みたくなる - 官能先生
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作者の吉田基已さんは『夏の前日』というとても泣ける名作を書かれた方。題名で誤解されてないかなといつも思う。本当に良い恋愛マンガ。もっと売れて欲しい - アオアシ
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ここに描かれる選手の成長が、ファーム員の成長とまったく同じフレームにしか見えず当時とても驚いた。そのことをSNS上で投稿すると、色々なファーム職の方から共感の声を頂いた - 実験心理学が見つけた超効率勉強法
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本書の価値は「心理学実験で実証された事柄のみを掲載していること」の一言に尽きる。惜しむらくは全然内容とマッチしていないよくわからないマンガイラストが使用されているのが惜しい