Digital, digital and digital

デジタルについてトッププロファーム勤務の藤谷が書き綴ります。

Entries from 2020-06-30 to 1 day

西きょうじ先生の『英文法の核』を読んだ

英語を最小限の情報量の体系に再構築した名著『英文法の核』 西先生は昔から「膨大な情報量からイシューだけ取り出して、最小限の体系の再構築する」のが非常に上手い。この真骨頂は『英文読解入門 基本はここだ!』にあるんだけれど、本書もその再来のよう…

日本のビジネスマンの大半が英語面接対策しなければならない日が来るかも (1/)

英語面接への対応スキルは(恐らく)非常に有用 日系大企業の終身雇用の終焉も宣言されたこともあり、英語面接は今後日本のビジネスマン必須の能力になるかもしれないということが多いです。英語面接に対応出来るということは非常に選択肢の幅を広げます。ま…

英語学習 - Netflixを延々と見るのではなく。あるいは最も楽しい学習方法

Netflixを延々と見るのは優れた英語学習法ではない ぼくは英語を学習するのに「とにかくNetflixを延々見ろ」みたいなアドバイスをするのは適切でないと思っています そもそも「それがうまくいくこともある」程度の方法論でしかない 明らかに「学習対象者を選…

Shift 濱口秀司 (著) - イノベーションの最高の教科書 (2/)

引き続き、日本人の最高のイノベーターの濱口秀司さんの論文集Shiftについて書いていきます。発売当時は凄く盛り上がりましたね。ただ名著というものは「使い倒す」ことが重要です、そしてそれが名著への最大の敬意だと思います。 SHIFT:イノベーションの作…

トップファームでの勤務経験で得られるExcelスキルと同等のスキルが身につく2冊

トップファームでの勤務経験で得られるExcelスキルと同等のスキルが身につく2冊 Excelスキルというのは極めて重要です。何故ならば「美しいExcelをつくれる」とういうのは投資対効果が非常に高い領域だからです。罫線の美しい引き方、情報構造がスッと頭に入…

少しずつ、ほんの少しだけれどボランティアをはじめることにした (1/)

ボランティアで、高校生に英語と数学と現代文を教えることにした人生において他者貢献性ということの重要性を思うことばかりである。結局ここなのだろうと思う。そしてそれを仕事の範囲に限定しない方が良いというなんとなくの直感があり、もともとボランテ…

統計 - それは誰もが見逃してしまいがちなサブスキルの参謀 (1/)

サブスキルの参謀、それは統計 スキルには2種類のスキルがあります。「それ単体」で業務上の価値貢献に直結するメインスキルと、何らかのメインスキルに組み合わさった形でないと価値貢献につながらないサブスキルです。ちなみにサブスキルの王様は「英語」…

プロフェッショナルのコンディショニング - 肝臓のケア あるいは最高の疲労回復法

肝臓のケア あるいは最高の疲労回復法 今年も新しい方法論の構築に取り組んでいます、ほぼ制限なしで買っているのはこのカテゴリーです・統計関連の本(いい出会いがない)・マッサージ機(当たりが多い)・寝具(また開拓をはじめた)・各種サプリメント(…

MIT OPEN COURSEWARE Introductory Programming Courses - 将来的にガチ勢にいきたい初学者向けの学習法

初学者向けの学習法を紹介すると、「そんなんじゃ、、、いくらやったって」という話になりがちなのだけれど、それだったら「将来的にガチ勢にいきたい初学者向けの学習法」という意味ではこれをやると良いと思う。MIT OPEN COURSEWARE Introductory Programm…

2019年のBest Buy

2019年のBest Buy 皆さま、明けましておめでとうございます。皆さまもぼくも2020年はいい年になります(なんだか、凄くそんな予感がします。後は実現するだけですね)。今年のぼくの抱負は、1. 現職をフルスピードで駆け抜けつつ、2. 遅れに遅れているMIT / …

Internet of Things Roadmap to a Connected World from MIT のCertificationを取得しました

EdxでMITのIoTのCertificationを取得してみたので、何回かに分けて内容を紹介します。 Internet of Things: Roadmap to a Connected Worldhttps://mitxpro.mit.edu/courses/course-v1:MITProfessionalX+IOTx+2016_T1/about 今更ですが、MITというのは世界最…

Statistics and Data Science from MIT - Probability - The Science of Uncertainty and Data (10/)

話題のコースの一講座が終わりました。 Statistics and Data Science from MIT Probabilistic Systems Analysis and Applied Probabilityhttps://ocw.mit.edu/courses/electrical-engineering-and-computer-science/6-041-probabilistic-systems-analysis-an…

Statistics and Data Science from MIT - Probability - The Science of Uncertainty and Data (7/)

話題のコースが続いています。 Statistics and Data Science from MIT Probabilistic Systems Analysis and Applied Probabilityhttps://ocw.mit.edu/courses/electrical-engineering-and-computer-science/6-041-probabilistic-systems-analysis-and-applie…

Statistics and Data Science from MIT に向けた準備

MITの話題のコースのもうすぐ始まります。ぼくは既に申し込んでいます。 Statistics and Data Science from MIT 改めてですが、やはり今回気合い入ってるなと思わざるを得ないのは、Micromasterのcertificationに対して、以下のような扱いをすると言っている…

Statistics and Data Science from MIT - Probability - The Science of Uncertainty and Data (1/)

話題のコースが始まりました。 Statistics and Data Science from MIT なんと言うかいまのところはちょっとレベル高めの統計の授業って感じです。 同様のコースがOpen Course Wareの方にも上がってますね。学習というだけならこっちでもいいのかもしれないで…

プロフェッショナルの仕事道具 - Herman Miller Aeronタスク椅子

これは完全にぼくの相棒になっている。車が買えるような値段だけれど、多くの先輩を見ていて長期的に腰を痛めることの甚大な害をよく知っているので、これは本当に必要。ぼくみたいに仕事でもプライベートでも座ってばかりの人は、いつかどこかのタイミング…

プロフェッショナルの朝食~あるいは最もパフォーマンスを発揮する朝食 ~ (2/2)

最もパフォーマンスを発揮する朝食 朝食の方法論の続きを書きます。前回記事プロフェッショナルの朝食~あるいは最もパフォーマンスを発揮する朝食 ~ (1/2) http://touya-fujitani.blogspot.com/2019/06/12.html 長年の研究の結果、最もパフォーマンスを出し…

Pythonによるプログラミング入門 東京大学教養学部テキスト - 百回読み返すPythonの教科書 (1/X)

Pythonによるプログラミング入門 東京大学教養学部テキスト ファームの卒業が決まったこともあり、最近CS領域をゼロからやり直しています。ここ数年MOOCSにどっぷりであまり本は買っていなかったので、ほとんどノールックでAmazonで買ってしまっていますが、…

プロフェッショナルの朝食~あるいは最もパフォーマンスを発揮する朝食 ~ (1/2)

最もパフォーマンスを発揮する朝食 朝食の方法論について書きます。長年の研究の結果、最もパフォーマンスを出してくれる最適な朝食を構築しました。「なんかこれ、朝食って言うよりサプリメントじゃないの?」と突っ込まれまそうですが、これは毎朝ぼくは「…

プロフェッショナルのコンディショニング - 休息方法 (*随時更新中)

プロフェッショナルのコンディショニング - 休息方法 休息方法を構築中である。あまり決定版と言えるような本とか方法論がないように思う。が、ぼくが尊敬するプロフェッショナル達はみんな独自の方法論を確立しているので、それを集めることにした。こうい…

プロフェッショナルのコンディショニング - 休息方法 (*随時更新中)

プロフェッショナルのコンディショニング - 休息方法 休息方法を構築中である。あまり決定版と言えるような本とか方法論がないように思う。が、ぼくが尊敬するプロフェッショナル達はみんな独自の方法論を確立しているので、それを集めることにした。こうい…

企業価値評価の名著 - たった5冊で十分過ぎるといつも思う

企業価値評価の名著5冊 ぼくは代理店からファームに入ったという、別にそんなに珍しくもないですけど、それなりに少数派なキャリアです。なので、実案件でバリュエーションをはじめて扱った際には非常に驚きました。というのは、ほとんどCPA試験で出てくるDC…

英語学習 - 多読多聴の前に (英文法)

英語学習の重要なイシュー 英語学習においては英文法重視かどうかという議論がよく割れるけど、本当のイシューは時系列上どのタイミングで英文法を仕上げるかということ。ぼくのスタンスは、「一番最初のタイミングで英文法を仕上げるべき」だというスタンス…

Shift 濱口秀司 (著) - イノベーションの最高の教科書 (1/)

日本人の最高のイノベーター濱口秀司さん 唐突ですが、日本人の最高のイノベーターはどなたでしょうか。諸説出るとは思いますが、間違いなくTop3には濱口秀司さんは入るかと思います。その濱口さんが初の著作(論文集)を出版されました。これは大変な名著で…

戦略ファーム時代に読んだ700冊のまとめ *随時更新

戦略ファーム時代に読んだ700冊程度の本をまとめています*随時更新 I. 戦略 企業参謀https://amzn.to/2WnExFT当初、いまいち戦略というものが掴めきれず迷子になっていた時に「大前研一はこれだけ読め」と教わった本。大量に出ている他の大前本を読まなくて…

Audible - あるいは最高の会計学習法 (2/2)

最高の会計学習法:財務会計一体理解法のAudible AmazonのオーディオブックサービビスであるAudibleで、とてもいいコンテンツが出ました。名著、財務会計一体理解法のオーディオブックです。 決算書がスラスラわかる財務3表一体理解法 https://amzn.to/2K0IpF…

Audible - あるいは最高の会計学習法 (1/2)

最高の会計学習法:財務会計一体理解法のAudible AmazonのオーディオブックサービビスであるAudibleで、とてもいいコンテンツが出ました。名著、財務会計一体理解法のオーディオブックです。これはかなりのキラーコンテンツなんじゃないかと思います。なによ…

荒木飛呂彦の漫画術

それはもう岸辺露伴が大好きで読んでしまった。荒木飛呂彦の漫画術https://amzn.to/2ZdMTBW 荒木飛呂彦という人はこんなに「理論的に漫画を描く人」なんだなあというのに驚きました。こんなに「分析」をして、「方法論を構築」して、結果を反省して、また方…

簿記 - それは馬鹿にする誰もが甚大な損をするサブスキルの大臣 (1/)

サブスキルの大臣それは「簿記」 スキルには2種類のスキルがあります。「それ単体」で業務上の価値貢献に直結するメインスキルと、何らかのメインスキルに組み合わさった形でないと価値貢献につながらないサブスキルです。ちなみにサブスキルの王様は「英語…

プロフェッショナルの仕事道具 - Brain boost + 超ハイパフォーマンス食材としてのココアパウダー

ココアの方法論としての価値 もともと重視してましたが、最近あらためてcocoa powderの価値を実感しています。特にBrain boostとしての役割に注目しています。やはり、"普通の食材"であることと「(cocoa powderとして購入すれば)安価」であることの価値が高…