Digital, digital and digital

デジタルについてトッププロファーム勤務の藤谷が書き綴ります。

Statistics and Data Science from MIT - Probability - The Science of Uncertainty and Data (2/)

話題のコースが始まりました。
 
 
Statistics and Data Science from MIT
 
 
最初の週が終わりましたが、内容は極めて普通の確率の基礎でした。確率分布とか場合分けといった内容で、センター試験に出そうな話だなと思いながら粛々と進めて参りました。日本のトップ層の高校生なら、英語への対応も含めて出来ちゃうんじゃないかなあとか思ったりした次第です。若干モチベーションを失いかけましたが、普段から「一番簡単なことの重要性」を連呼しているわけですからね。鉄則は自分自身でも遵守しなければなりません。しかしMITの教授になってもこんな基礎的なことを毎年教えなければならないんですから同情してしまいますね。
 
しばらくは次の2点が主な目的になりそうです。
 
  • 基礎を完璧にもう一度ブラッシュアップする
  • 確率・統計の用語を英語にバージョンアップする
IoTのコースの時にも思いましたが、難しい内容にすることはいくらでも出来るというか、後々いくらでも難しくなるだろうなと思います。いまはちょうどプロジェクトが激務なのでちょうどよいです。それにしてもやはりトップ海外大の授業は分かりやすいなあと思いました。1から10まで説明しきるということをやってくれるからですね。

やはり今のところOpen Course Wareの方にも上がっている講座となにも変わりません。学習というだけならこっちでもいいのかもしれないです。
 
Probabilistic Systems Analysis and Applied Probability
https://ocw.mit.edu/courses/electrical-engineering-and-computer-science/6-041-probabilistic-systems-analysis-and-applied-probability-fall-2010/index.htm



参考用テキストはこちらです。
http://vfu.bg/en/e-Learning/Math--Bertsekas_Tsitsiklis_Introduction_to_probability.pdf

こちらも参照中。もう統計と心中状態ですね。
  


こんなのあったのかというの。息抜き程度だけれど、全くもって馬鹿に出来ない。

 

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過去記事
Statistics and Data Science from MIT に向けた準備
http://touya-fujitani.blogspot.com/2018/08/statistics-and-data-science-from-mit_26.html