Digital, digital and digital

デジタルについてトッププロファーム勤務の藤谷が書き綴ります。

専門書

Statistics and Data Science from MIT - Probability - The Science of Uncertainty and Data (2/)

話題のコースが始まりました。 Statistics and Data Science from MIT 最初の週が終わりましたが、内容は極めて普通の確率の基礎でした。確率分布とか場合分けといった内容で、センター試験に出そうな話だなと思いながら粛々と進めて参りました。日本のトッ…

買うべき『外資系の〜〜』と買うべきでない『外資系の〜〜』の整理(東洋経済新報社)

外資系の~~という本は昔から星の数ほど出版されているけど、東洋経済新報社がタスクスキルに限定した本を網羅的に出版することをしている。対象は下記エリアで、ハンズオンなアプローチが好感が持てるけど、網羅性を担保しようとしたがあまりに差が激しす…

Pythonによるプログラミング入門 東京大学教養学部テキスト - 百回読み返すPythonの教科書 (1/X)

Pythonによるプログラミング入門 東京大学教養学部テキスト ファームの卒業が決まったこともあり、最近CS領域をゼロからやり直しています。ここ数年MOOCSにどっぷりであまり本は買っていなかったので、ほとんどノールックでAmazonで買ってしまっていますが、…

英語学習 - TOEICリスニング満点(495)と満点後に実務で必要なリスニング力(感覚値2000点) (1/2)

最大のポイントは、リスニングの学習開始時点から発音練習を同時並行やること。これに尽きる。ここが本当に重要で、鉄則。鉄則は定義上必ず守らないといけないこと。理由は主に2点 日本語と英語の最大の違いの一つである子音の識別能力を長期的に渡って磨く…

Python - 学習対象の情報構造を最小量の情報量で脳内に構築する

初学者がPythonの学習をするニーズがホント高まっていると思う。いいかげんなMOOCSも増えているけれど、本当はMITとStanfordとその他一部トップ大学とだけ向き合っていればいいのだ。MOOCSを使いこなすというスキルそのものが今の時代では重要なスキル http:…

あるいは日本史上最高峰のマーケティング実録 - 森岡毅さんの著作 (1/)

ぼくにはこの一文の重みが分かる。 --絶対に負けられない戦いがそこにある時、重圧に対して我々が正気を保つ拠り所は、「合理的に担保されている領域がどれだけ大きいか」です。-- 確率思考の戦略論 USJでも実証された数学マーケティングの力 (角川書店単…

金融のプロフェッショナルでないプロフェッショナル向けの隠れた名著 - 書評 - 金融経済学 (東大出版) / 良き社会のための経済学

金融のプロフェッショナルでないプロフェッショナル向けの隠れた名著 - 書評 - 金融経済学 (東大出版) / 良き社会のための経済学 *随時更新予定 5 touya_fujitani 2020/04/22 19:51 隠れたファイナンスの名著金融経済学最近、物凄くいいファイナンスの本を見…

誰もが戦略業務をやらばければならない時代に -3000年の叡智を学べる 戦略図鑑 (2/2)

戦略の本で久しぶりにこれはと思う本を見つけました。 3000年の叡智を学べる 戦略図鑑https://amzn.to/33fZwMo 本書は、戦略の全体像をきっちりイシューを押さえて最小量の情報量で提示しているので非常に読み手への貢献性が高いというのが優れている点でし…

誰もが戦略業務をやらばければならない時代に -3000年の叡智を学べる 戦略図鑑 (1/2)

戦略の本で久しぶりにこれはと思う本を見つけました。3000年の叡智を学べる 戦略図鑑 https://amzn.to/3isvv3o 最近のtech企業はファーム出身者が本当に多いので、コンサルタントでもないのに若手コンサルタントみたいな詰められ方をしている光景をよく見か…

荒木飛呂彦の漫画術

それはもう岸辺露伴が大好きで読んでしまった。 荒木飛呂彦の漫画術https://amzn.to/2ZdMTBW まず、荒木飛呂彦という方はこんなに「理論的に漫画を描く人」なんだなあというのに驚きました。こんなに「分析」をして、「方法論を構築」して、「結果を反省して…

最高のゲーム分析 - 「ついやってしまう」体験のつくりかた――人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ

絶賛の嵐の話題本です。なぜぼくが任天堂のシンプル(に見える)アクションゲームが好きなのか本当によく分かりました。最近、神本の出版がホント続いています。著者の玉樹真一郎さんは1億台以上売れたWiiの企画を担当された方です。 「ついやってしまう」体…

戦略ファーム時代に読んだ700冊のまとめ *随時更新

戦略ファーム時代に読んだ700冊程度の本をまとめています*随時更新 I. 戦略 企業参謀https://amzn.to/2WnExFT当初、いまいち戦略というものが掴めきれず迷子になっていた時に「大前研一はこれだけ読め」と教わった本。大量に出ている他の大前本を読まなくて…